サイアザイド メモ ナトリックス1/4Tから
https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019/JSH2019_hp.pdf
サイアザイド投与前には採血で、ナトリウムやカリウムは見ておく。
EF低下していれば、ベータやACEなどと同様に、サイアザイドも積極的に投与を考える。日本で処方されがちなCCBの積極的な適応があるのは、左室肥大や狭心症のときくらい。
タンパク尿があればACE-I、なければサイアザイドか。
糖尿病の有無はぶっちゃけあまり関係ないと思うのだが、なぜそれをわかりやすく明記してくれないのだろう。
eGFR>30であれば積極的に考える
それよりも腎機能が低下している場合は、サイアザイドではなくラシックスにする
トリクロルメチアジドは値段もかなり安い
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00056788
有名なALLHATという臨床研究でも効果は示されている
喘息にはベータは禁忌だが、サイアザイドは問題なし
なんとびっくり、骨折を減らすのか???
マグネシウム含めて電解質異常(低下)に注意
フルイトラン:1日1mg以下からがよい。腎代謝。
ヒドロクロロチアジド:添付文章は25-100mg/日とあるが、高血圧には12.5mgがよい。代謝不明。半減期2時間。
べハイド:添付文章は4-8mg/日とあるが、高血圧には2mgがよい
ナトリックス(インダパミド):添付文章は2mg/日とあるが、高血圧には0.5mg1日1回がよい。肝&腎臓代謝、半減期は2.5時間
バイカロン:添付文章は25-50mg/日、1日2回とあるが、高血圧には0.5~1mgがよい。肝代謝、半減期は13.2時間とかなり長い
ノルモナール:添付文章は15mg/日とあるが、高血圧には7.5mgがよい。肝&腎臓代謝、半減期は9~10時間とかなり長い
アレステン:添付文章は150mg/日とあるが、高血圧には75mgがよい。肝&腎臓代謝