AI問診サービス・オンライン診療サービスについての備忘録
友人より教えてもらった、病院マーケティングサミット2020のWebinarを見ていたらとても学びが多かった。
病院マーケティングサミット2020
●AI問診
サービスはいろいろあるが、このメルプWEB問診はすごいと思った。
ただし、私はレクチャーを聞いただけで実際には使ったことないので、実際は違うかも。使ってみたいなぁ。
素晴らしいと思った理由。
1)AIのロジック・単語などをユーザーである医者などがローカルで自由に変えることができる
2)チャット形式なので、入力している人(多くは患者)がやらされている感がなく会話している感じがする
3)チャットの相手を医者のアイコンなどを使うことで、患者は、AI問診を進めると、医者に適切に話を聞いてもらっている感じになる=むしろ満足度アップ
4)入力内容を電子カルテに反映させることができる
5)電子カルテに飛ばすときに、単語を変えることができる。
例)
患者のインターフェース:「便に血が混じる」「咳がでる。痰もでる」「のどの方に鼻水が落ち込む感じがある」
→
入力される電子カルテ:「血便あり」「productive coughあり」「post nasal dripあり」
6)外来セッティングだけではなく、訪問診療でのカルテ入力に使うことができる=入力者(医者やアシスタント)は、現場ではスマホなどで画面をタップしていくだけで、カルテ入力がかなり完了する。
例えば褥瘡の評価や一般的な呼吸音・浮腫の評価などの入力にピッタリ
必要に応じて、音声入力で追加すればいい。
7)6により診療が標準化される。抜けも少なくなる
8)6により標準化されるのでデータ加工・分析が容易になる=研究への利活用。
使ってみたい!
●オンライン診療
オンライン診療って、診察をオンラインでやるだけでは、ダメ、というか、かなりイマイチと思うんです。それじゃぁ、電子カルテにしてフリーテキストで入力しているという大失敗の二の舞です・・・・。あれじゃぁ紙でいいじゃんという意見もまぁ理解します。電子化するという大きな移行コスト支払うんだから、単に診療をオンラインでやるプラットフォームになるだけではなく、電子化での更なるメリットが提供されるべきと思う。
そのメリットを具体的に言えば、
・AI問診など外部サービスとの連動・融合(による医療者の手間の削減)
・保険書確認&保管の融合(患者が写真にとってアップロード、事務作業の削減)
・電子カルテとの連動・融合(医療従事者に二度入力させない)
・次回予約機能の内包
・支払い作業の包括(事務作業の削減)
・電子処方箋の送付(to 薬局・患者)
・現実、診察には待ち時間が発生すると思うので待ち時間に、医者が患者にみてほしい資料や動画やアンケートなどを表示させる
・外来と外来のインターバルで気になったことがあればチャットで気軽に相談できる機能(これは電話再診を請求できるように)。写真も投げれるように。
・外部のウエアラブルによるバイタルサイン・歩数・睡眠などの情報の取り込み:例 apple watchで測定した血圧・体温・SPO2・血糖値・歩数・睡眠時間が、電子カルテの「O」に外挿され、オンライン診察を開始するときには、一覧できる。
などでしょうか。
上記の視点でイケてそうなパッケージ。
・クリニクス
これはメドレー(代表取締役医師 豊田 剛一郎氏)が手掛けている。
・yadoc
これはあの武藤氏のチームが手掛けている。
●オンライン診療をサポートするガジェット
・遠隔で聴診ができる「ネクステート」
これは単に遠方にいても聴診できるというだけではなく、聴診の音をデジタル化できるので、AI判断もできそうである。こういうデータが蓄積されれば、聴診と診断の研究とか、予後の関係とかもでてきそう。
・遠方にいてバイタルサインが断続的にモニタリングできる「Hachi」
転倒検知SOS機能などもあるので、特に高齢者医療との親和性が高いと思います。
こういうガジェットがオンライン診療・電子カルテ・AI診断などに統合されていくんでしょうねぇ。