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Google にいた時の金銭感覚が、フリーランスから法人設立でどう変わったか?

今回はお金の話です。お金への捉え方についてです。

✓ この記事でわかること

  • 会社員 (Google) の時の金銭感覚

  • フリーランスでの変化 (収入減と不確実性)

  • 法人化後のお金の捉え方と使い方

  • お金を 「どう使わないか」 から 「どう使うか」 へ

今回は私自身の話ですが、自分のキャリアを振り返った時にお金の捉え方と使い方が変わりました。会社員だった頃と比べると今はあきらかに変化しています。

この記事を読んでいただくことによって、ご自身のお金の考え方やキャリアにも少しでも参考になればうれしいです。

会社員の時の給料

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私の経歴は、会社員としての最後は Google で働いていました。

Google での給料は毎月固定でした。残業代がなかったので基本給は年間で固定で、源泉徴収の分だけ程度の変動です。

今思うと毎月にお金が入ってくる状況だったので安定していました。そのため、お金への意識は全体として弱かったです。

フリーランスでの変化

Google を退職してフリーランスになりました。正確には個人事業主です。

Google の時と比べての変化は 「収入の減少」 と 「不確実性の増加」 です。

収入は Google の時よりも少なくなりました。毎月の変動もあり、その時々の案件や仕事の状況で売上にダイレクトに影響します。1年先はどうなっているかわからず、3ヶ月先も見通しが立たないこともありました。

その月の売上が翌月末に口座に振り込まれるというタイムラグも意識するようになりました。

お金への捉え方で変わったことを整理してみると、

✓ フリーランスになって捉え方の変化

  • 売上が変動する中で、税金がどれくらい発生するのか

  • 経費はどの程度か

  • 何にお金を使えば将来への投資になるか

入ってくるお金だけではなく、どのように出ていくのかにも意識が広がりました。

法人化後のお金の捉え方と使い方

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去年の2020年11月に、個人事業主から法人を設立しました (Aqxis 合同会社) 。

自分とは別の法人格ができることによって、自分自身から切り離された存在になりました。これがお金への捉え方にも影響をしています。

まずはお金の流れですが、法人としての売り上げが法人口座に振り込みがあります。その後に私個人に、法人口座から毎月の役員報酬として個人口座に振り込まれます。ちなみに役員報酬は毎月の手取りで30万円ほどです。

個人と法人でお金の面でも分離されたことによって変わったことは、一言で言えば 「お金をいかに使わないか」 から 「お金をどう使うか」 にシフトしました

 「いかに使わないか」 から 「どう使うか」 へ

会社員だった時や、今振り返ればフリーランスの時も意識が向いていたのは 「お金を使わないか」 でした。無駄な支出は極力やらないようにしていました。

一方で法人にしてからは、法人での経費に使うことを、売上からのお金をどう使えば自分自身と会社の価値につながるかを考えるようにしています。世の中にも意味があるかも意識するようになりました。

項目としては経費となりますが、「これは未来への投資になるか」 「お金を使って価値を最大化させるためにはどうすればいいか」 の投資という観点からお金を使う / 使わないの判断をしています。

お金に対して 「どう使わないか」 から 「どう使うか」 に変わったことが、法人にしてからの最大の変化です

まとめ

今回はお金の捉え方と使い方についてでした。

今回のまとめです。


以前のお金への捉え方

  • Google の時の給料は毎月固定。収入は安定していたので、お金への意識は全体として弱かった

  • フリーランスになり収入は減少し不確実性が増加した

  • 入ってくるお金だけではなく、どのように出ていくのかを考えるようになった (経費, 税金, 投資) 


法人化後のお金の捉え方と使い方

  • 個人と切り離した法人格によって、自分からは切り離した存在になった

  • お金に対して 「いかに使わないか」 から 「どう使うか」 に変わった

  • 売上からのお金をどう使えば自分自身と会社の価値につながるか、世の中にも意味があるかを考えている


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