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目指したいマーケティングリサーチから考える、仕事への 「心」 の大切さ

今回は仕事への向き合い、姿勢についての話です。

この記事でわかること

・目指したいマーケティングリサーチ
・ビジネスへの一般化
・3人のレンガ職人とマーケティングリサーチャー
・人生や結果の方程式

この記事で書いているのは、私自身がそうありたいと思う仕事への向き合い方です。マーケティングリサーチを例にご紹介します。

ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考になればうれしいです。

目指したいマーケティングリサーチ

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以前に、マーケティングリサーチのコンサルティングをしているクライアント企業の方と、「正しいマーケティングリサーチとは何か」 の議論をしたことがあります。

その時に自分の中で整理できたのは、正しさの要差は3つに分解できることです。

目指したいマーケティングリサーチ
・正しいデータを使い
・正しい方法で
・正しい人がやったリサーチ

ビジネスへの一般化

分解した3つはビジネス全般に当てはまります。

ビジネスへの一般化
・リソース
・プロセス (業務オペレーション, 手順) 
・働く人や事業者・経営者の姿勢

以上の3つを例えばメーカーに当てはめれば、商品の原材料に適切なものを使い、正しい商品製造工程を経て、作り手や売り手が正しい想いや姿勢で生産から販売をしお客さんに向き合うことです。

*  *  *

ではここからは3つ目の 「正しい人」 にフォーカスを当てて見ていきます。

3人のレンガ職人

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イソップ寓話に、「3人のレンガ職人」 という話があります。

旅人が3人のレンガ職人に 「あなたは何をしているのですか?」 と尋ねると、三者三様の答えが返ってきました。

3人のレンガ職人の答え
・レンガを積んでいる
・家族を養うために、お金を稼いでいる
・歴史に残る偉大な大聖堂を建てている

レンガ職人とリサーチャー

ここでもう一度、マーケティングリサーチに話を戻します。

3人のレンガ職人の答えをマーケティングリサーチャーに当てはめると、次のようになります。

リサーチャーの答え (レンガ職人の当てはめ) 
・データ集計をして分析し、レポートを作っている ( ← レンガを積んでいる) 
・売上を得るためにやっている ( ← お金を稼いでいる) 
・顧客のマーケティング活動と顧客の成功に貢献したい ( ← 偉大な大聖堂を建てている) 

リサーチャーとしてやっていることは同じでも、仕事にどう向き合うかは捉え方次第です。

*  *  *

人生や仕事の方程式

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もう1つ着想を広げてみます。

稲盛和夫さんの 「人生・結果の方程式」 です。方程式は、3つの要素があります。

人生・結果の方程式 = 能力 × 熱意 × 考え方

3つのうち 「熱意」 と 「考え方」 が今回のテーマである心や姿勢です。この方程式から考えさせられたのは、

方程式から問われること
・自分の目の前の仕事に対して、高い熱量で当事者意識を持って向き合っているか [熱意]
・仕事への考え方には自分や自社だけの都合ではなく、顧客の成功や世の中全体への貢献もあるか [考え方]
・仕事へのビジョン、三方良しの考え方があるか [考え方]

まとめ

今回は仕事への向き合い方についてでした。

最後にまとめです。

目指したいマーケティングリサーチ
・正しいデータを使い
・正しい方法で
・正しい人がやったリサーチ
レンガ職人とリサーチャー
・3人のレンガ職人の答えは 「レンガを積んでいる」 「お金のため」 「偉大な大聖堂を建てている」 
・リサーチャーに当てはめると 「分析しレポート作成」 「売上のため」 「顧客の成功に貢献したい」 
人生・結果の方程式 = 能力 × 熱意 × 考え方
・3つのうち 「熱意」 と 「考え方」 が心や姿勢
・高い熱量で当事者意識を持って向き合う [熱意]
・自分や自社だけの都合ではなく、顧客の成功や世の中全体への貢献をする [考え方]

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