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営業からマーケターへ転身!営業職をしながらマーケティング力を鍛える方法
営業職からマーケターへの道は険しいと感じていませんか?
この記事では、営業職の方がマーケティングスキルを磨いていく方法をお伝えします。
背景 (相談内容)
ある方からマーケターになる方法についての相談を受けました。
現在営業職をしており、将来的にマーケターになりたいと考えている方です。上司や先輩からは営業を通じてマーケティングスキルが身につくと言われていますが、納得できていないとのことでした。
この方の考えでは、営業を続けるよりもマーケティングを行う会社へ転職すべきなのではと。相談内容は他に、もしこのまま転職せず営業を続ける場合には、どうやってマーケティング力を向上させるかというのもありました。
営業職をしながらマーケティング力を鍛える方法
私の考えでは、転職も視野に入れつつ、現在の営業職でマーケティング力を鍛えることが良いというものでした。
営業という環境
マーケティングで重要なのはお客さんを理解することです。深い顧客理解から、お客さんに響く商品や価値提案 (コミュニケーション) につながります。
マーケティングや商品開発担当者は、すぐにお客さんに会って話を聞くことができない場合があります。だからこそ、お客さんと接する機会がある営業職であればお客さんとの距離が近いため、お客さんを理解するには絶好の環境なのです。
営業でマーケティング力を鍛える3つのポイント
顧客理解力を鍛えるために、以下の3つを意識して取り組むといいです。
お客さんの話を聞く機会を作る
お客さんの要望や不満を深く掘り下げる
お客さんの理解に基づいた企画提案を行う
それぞれを補足すると、通常の売らんかなの営業スタイルではなく、コミュニケーションと顧客理解を主目的とした場を設けます。お客さんの話を聞き、潜在的な問題や課題まで見つけ出すことが大事です。
見出したお客さんの問題や課題に対して、解決策を考え提案することでマーケティング力を鍛えることができます。
社内コミュニケーションでの鍛え方
社内コミュニケーションを通じても、営業職の方はマーケティングスキルを鍛えることができます。
商品やサービスの開発に直接関与しなくても、お客さんの声を現場の情報として社内に共有してみましょう。社内へのフィードバックはお客さんの不満や要望をそのまま伝えるだけではなく、背景や自分なりの解釈を加えて本質を伝えるといいです。
お客さんのための営業とマーケティング
営業職をしていると自分たちの売上目標が優先されがちですが、マーケターを目指すなら、お客さんのための営業とソリューション提案を心掛けるべきです。
マーケターはお客さんの成功や幸せに貢献する人です。他人の喜びを優先し、それが最終的に自分たちの成功につなげます。現在の営業職をお客さんを深く理解できるチャンスと捉え、お客さんの成功や幸せを実現することを目指すといいでしょう。
このような姿勢で営業職を続けていくことが将来のマーケターとしての財産になります。
おわりに
営業職を通じてマーケターを目指すためには、営業でのお客さんとの直接的な関わりを活かし、顧客理解を深めることがマーケターへの道筋となります。
お客さんのための営業を実践し、他者貢献を優先する姿勢を大切にするといいです。今の営業職で積極的に取り組むことで、目指すマーケターへの道が開けるでしょう。