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桜が人を魅了する理由

こんばんは。
突然ですが桜って素敵ですよね!
でも、何故なんでしょうか?
この何故という問いはアートの源泉になるので、結構いろんな事に対して
なぜなんだろう?とハテナを投げかけています。
今回もそのハテナの内の一つです。
僕の超主観なのでご了承ください!

まず、桜は春の視覚的目印です。
日本文化の中でも観賞用として根強い植物で、入学入園の時期に桜が咲いていた事を覚えているのではないでしょうか?

桜をそこまで意識した事は少ないと思いますが、身近にあるというだけで潜在的に心の中に根付いているところが桜の凄いところ。

また戦略的に扱われる植物というのもあり、満開の花が咲くころの圧倒的な華やかさは心打たれます。

身近のところに桜通りと言われる桜のトンネルが出来るような場所が頭の中に浮かぶのではないでしょうか?

上を見上げた時に桜の木々の間から見られる青空や太陽の光は、それはそれは美しい訳です。

目線よりも高く普段の景色と違う挿絵的存在が桜で、一味違う自然を演出する上で良い素材な訳です。
(あれ?お祝いの節目を演出するHITOMOJIに似ている?)

そして華やかな存在という事もあり、写真映えには適任ですし、満開の桜が見られる期間は短く限定感があります。
更には散る様すら華やかです。

一瞬で咲いて散っていく訳です。
なんと儚く美しいのでしょう。

しかもこの一瞬で集客力は計り知れない程です。
桜まつりなどの催しモノが全国で行われる所以はここにあるのでしょう。
※今年はコロナの影響で例年とは佇まいが違いますが…。残念。

不思議な事に、桜にそこまで興味がなくても写真を撮ってしまう事はないでしょうか?
それは桜が想い出のスイッチであり、桜を見る事でそこに紐づいた想い出を呼び起こすからです。

桜はただの植物ではなく、それぞれの物語の引き出しの取っ手になっている訳です。
それが、新生活などと絡んだ節目である事から、よりその想い出と桜の距離感が近くなる訳です。
言語では理解していないけど、細胞がその事を懐かしんでいて忘れたくないな、と。
だからカメラでパシャっと撮るのではないか?
(そうだとしたら写真のアート性には学びが多いぞ)

桜を好んで見に行かれる方(僕も)は見に行くたびに、その想い出がよみがえるので、桜見に行くという点の出来事がそれぞれ繋がって線になっていき共通言語“桜に紐づいた想い出”が壮大になっていうカラクリです。

ここまで来たら桜離れは無意識では難しくなっていきます。

ここまで文章を書いてみて思ったのですが、僕が作成している一文字アートは桜を目指している事が良く分かりました。

一文字アート【WABISABI】
※Discover the one Japanese Art 2019 in Abu Dhabiグランプリ受賞作品。

という訳で桜が人を魅了する理由は、
“想い出の引き出しの取っ手になっているから”という結論でした。

いただいたサポートはHITOMOJIのコンセプトである“想い出の一文字を形に”を実現する為の活動資金として活用致します。