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piyobloger
人間と自立性
人間の自立性には計り知れないほどの潜在能力があるのではないだろうか?
人間自体は古代から生物的に大きく変化はしていないが、巡る時代の環境のなか順応する事が出来たのは、人間の自立性が強く影響していると考える。
自立性を細分化すると、生物の本能の部分が含まれていると考える。
危機に直面した時に五感を持って発動する機能を本能とし、前述した内容に思考を加える事で生まれるのが自立性ではないだろうか?(本能+思考=自立性)
さらに自立性に行動が掛け算する事で潜在能力が計り知れないものとなるというのが自論だ(自立性×行動=∞N)
∞Nになるにはもう少し自立の部分を掘り下げて考えてみる必要がある。自立性(思考)を深めた要因には、身体機能の側面が影響しているのではないだろうか?
そうでなければ、イルカやシャチなどの高知能な哺乳類も先の前提だと同じ∞Nになる。同じ哺乳類という関係性で、深い思考を経て自立性を得る事が出来るようになった要因として、身体機能の重要性を検討するのは至極当たり前である。これによってイルカやシャチが宇宙開発や環境問題に取り組む事は考えにくいという結論に行きつくわけだが、自立性を加速させた身体機能とは指の発達と2足歩行によって脳が発達した事である。
指が発達する事によって、道具を自在に操る事が出来るようになり、二足歩行によって猿やゴリラとは違った知性を得る事で、様々な環境に順応する事が出来るようになったのが現在のホモ・サピエンスである。
しかし、この自立性はまだ発展途上である。
今後は新たな道具となるロボットやAIの補完によって、これまでは違った形で自立性を確立させると共に、世界とシームレスに繋がりながら共同体の強みを発揮していくであろう。
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