映画「グリーンブック」

 アカデミー賞候補うんぬんっていう情報は全く知らず。Amazonprimeビデオのオススメ映画によくあがってくるし、会社の映画好きな先輩が「やっと観れたんだよー」と言っているのを耳にしたので興味がわき観賞。

 いわゆる、白人の黒人に対する差別をテーマにした作品。現代の日本に住んでる自分からするとなかなか体験することがないし、感覚として理解しにくいけれど世界に目を向ければ肌の色や民族・部族などによる差別や迫害はまだまだ残っているわけで。観ていて悲しくなるし、黒人へ投げ掛ける発言や態度が「アホらしい」と思える。そんなのただの言いがかりでしょ!みたいなね。

 主人公がふとしたことから黒人ピアニストのドライバー、後にマネージャーになって友情を深め、自分の黒人へ対する偏見を変えていくのですが、そう現実はなかなか上手くはいかず・・・。幼少期から植え付けられてた、また自らつくってしまった価値観や偏見を変えていくのって言葉にする以上に難しい。でも、そこを変革していかないと、いつまでたっても差別、紛争、身近でいえばイジメはなくならないと思う。

 そういった意味では大人だけではなく子どもたちにも観てもらって意見交換、話し合いの場を設けてほしい。歴史から何を学び、これからどう活かしていくのか。事実だけを学んで、いつ起こったかの年月日を暗記してではなくてね。

グリーンブック [DVD]

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