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仕事の合間に立ち寄った海
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先日、仕事で葉山御用邸の近くに訪れた。
写真の場所は一色海岸。
海沿いのコインパーキングに車を停め、車を降りて風を浴びてみる。2月も終わろうとしていたこの頃は昼間の気温はいくらか暖かく、ぬるい風が頬をなでていく。
パーキングから浜に降りて行ける階段を発見したので降りてみた。
東北の内陸で育った僕にとって、海の季節ごとの表情の違いなどわかるわけもなく、なんか今日の海は荒いな、くらいの感想。
波は勢いよく砂浜に打ち寄せ、岩場には激しく打ち付け飛沫をあげていた。
砂浜をポツポツと歩く人影。
波を待つサーファー。
それぞれの午後を過ごしていた。
せわしなく毎日は流れていくけれど、
こうしてふと立ち止まって、大きな海を眺める時間って大切だ。
この普遍的な美しさが、今も昔も眼の前にあることは奇跡だ。