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電子書籍で実践する『東大読書』の読書術

こんにちは。先日、西岡壱誠さんの著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(以下、『東大読書』)を読みました。
本書では、「読む力」と「地頭力」が身につく5つのステップが提案されています。これらを忠実に実践することは大きな知識の習得に繋がりますが、なかなかに時間と労力がかかるため、読書のハードルが上がってしまうこともあります。ハードルが上がり、読書や読書記録が億劫になってしまっては本末転倒です。
また、近年は電子書籍で読書をしている方も多いと思います。本書では付箋を用いた手法も紹介されていますが、電子書籍での実践の場合、形式を変える必要があります。
そこで、今回は皆さんに向けて、『東大読書』の読書術を電子書籍でも実践しやすい形で自分流に簡略化した方法をお伝えします。

簡易版『東大読書』の5ステップ

本書で紹介されている5ステップは次の通りです。

  1. 仮説づくり

  2. 取材読み

  3. 整理読み

  4. 検証読み

  5. 議論読み

これらを、自分流に簡略化し、電子書籍でも実践できる形にしたのが次のとおりです。

1. 仮説づくり

本のタイトルやサブタイトル、そしてその本を手にした時の気持ちをもとに、「その本を読んで自分はどうなりたいのか」という目標を立てます。
目次を参照しながら、その目標を達成するための過程を考えましょう。

2. 取材読み

読み進める中で大事だと感じた部分はメモするか、電子書籍のハイライト機能を使ってマークしておきます。
また、読んでいるうちに思い浮かんだことや質問・疑問もメモしておきましょう。

3. 整理読み

章ごとに内容を要約します。1章あたりの内容が濃い場合は、1節ごとに要約しても構いません。
要約は、後で見返したときに内容を理解しやすくするために重要です。

4. 検証読み

意見が分かれそうな議題(「交錯ポイント」)を見つけたときは、メモに残しておきます。
その議題に対する新たな意見に出会ったときは追記していきましょう。

5. 議論読み

最初に立てた目標の達成状況を検討し、次の目標を決めます。
また、自分の立場を明確にし、感想を書きます。
そして、今後の生活に取り入れる(アウトプットする)ことをメモに書き出します。

まとめ方

読書で得られた知識を整理するために、私はNotionを使用しています。専用ページを作成し、読書時の目標設定や学んだことをまとめています。これにより、読書内容を一元管理でき、必要な情報をいつでも参照できるようになります。

今後、Notionの読書用ページについても詳しく紹介していく予定ですので、ぜひお楽しみに!


電子書籍での読書をより効果的にするために、この方法をぜひ試してみてください。読書の楽しみが増し、得られる知識もより深くなることでしょう。

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