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韓国人と会話をしてておもしろいと思ったエピソード4選

わたしは、韓国語の勉強のために韓国人と通話で話したり、メッセージのやり取りをしたりします。

そんなとき「これ韓国人の文化っぽいな〜」だとか「これ、日本じゃあり得ない!」と思ったことがあったのでシェアしたいと思います。


意味深な終わり方

これは韓国人女性と電話をしていたときのことです。

彼女は、日本人男性と付き合ったことがあるらしく、出会いとか別れた理由だとかそんな話をしていました。

彼女が「日本人男性ってどんな感じの人が多いですか?」と聞いてきたので回答に困ったわたしは「う〜ん、人に寄るからなぁ」と苦し紛れに答えると

「あーそうですよね!分かります!」と言ってきました。

時間制限が設けられている通話アプリだったので終盤に差し掛かると彼女が「恋人いますか?」と聞いてきたので「いないんだよね、でも理想の男性はいるよ」と答えました。

なので、彼女が「え、どんな人ですか?」と聞いてきたので「韓国人男性」と答えました。

「実は、韓国ドラマを観て韓国人男性と付き合ってみたいと思ったんだよね」と言うと彼女はすかさずこう言ってきたのです。

「それは危ない!」と。

わたしが「え!?」と聞き返すと彼女はまた「それは危ないです!」と言ってきました。

わたしはすかさず「危ないって、何が!?」と聞き返すとそこで電話は終了してしまいました。

一体・・・・

韓国人男性の何が危ないのでしょうか。

いまだに謎です。

悪い言葉

ある韓国人女性とランダム通話で繋がったときの話です。

その女性は3ヶ月ほど日本語を勉強したそうなのですが、日本語がしゃべれないと言うので韓国語で話をしてました。

わたしが「3ヶ月も勉強したなら少しは話せるんじゃない?」と聞くと彼女は「単語だけ」と言いました。

日本語のドラマを観て単語だけ覚えたと言うのでどんな単語を覚えたのか尋ねました。

すると彼女は「誕生日、自然、プレゼント・・・」と何個かの日本語を言ってくれました。

「わたしも韓国ドラマを観て単語を覚えたよ」と言うと彼女は「何を覚えましたか?」と尋ねてきたのでわたしはこう言いました。

죽여버릴 거야!(殺すぞ!)」

すると彼女は「あ〜〜!悪い言葉です」と言って笑いました。

わたしは「実際でもこの言葉を使いますか?」と聞くと彼女は「いっぱい使います」と答えたのでびっくりしました。

「え、本当に使うんですか!?」と聞くと「はい、いっぱい使います。他にも죽는다〜(死にたいのか?)も使います」と言ってきたので驚いて言葉を失いました。

どうやら韓国では冗談としてそうゆう言葉(殺すぞ!)をいっぱい使うようですが、わたしは日本でそうゆう言葉を使ってる人を見たことがありません。

なので、もし日本でそんなことを言ってる人がいたら・・・周りはドン引きしますよね。

長音は重要

日本語には長音というのがあります。

たとえば、「おじさん」「おじいさん」とでは意味が異なってきます。

こんな感じで伸ばす、伸ばさないは日本では割と重要なのです。

だけど、韓国には長音がありません。

なので、韓国では大阪のことを「おさか」と言うし東京は「ときょ」、ハートは「ハトゥ」と言います。

そんなある日、わたしはある韓国人男性と通話をしました。

その男性は日本語が少し話せましたが、あまり長音に馴染みがないようで時々おかしなことを言ってきました。

それは彼が船に乗ったという話をしたときです。

釜山から博多までフェリーが出てるそうで、船に乗って日本に行ったという話をしてきました。

わたしが「船はどうでしたか?」と尋ねると彼はこう言ってきたのです。

「フケが綺麗でした」

フケ?

わたしはもう一度「フケ?が綺麗?」と尋ねました。

すると彼はもう一度「はい、フケが綺麗です」と言ってきたのです。

フケって聞いて何を思い浮かべましたか?

わたしは頭に付着している白い粉みたいなものをイメージしましたよ。

それが綺麗なわけないですよね?

すかさずわたしは「フケって韓国語でなんですか?」と聞きました。

すると彼は「풍경(プンギョン)」と答えたのでわたしはそこで理解したのです。

「あ〜風景ね!」

全然違うじゃん!と心の中で思いました。

確かに風景は「ふ〜け〜」と発音するので長音があります。

彼はその長音を省略したのかと思いました。

すかさず、わたしは彼に正しい発音を教えました。

このとき、わたしは初めて長音の重要性を知ったのです。

そして、旅行の話が続き、わたしは「一人で韓国に行ったことがある」という話をしました。

すると彼はとつぜん「雪がありますね」と言ってきました。

雪?

確かに、冬にも行ったので雪はあったのですが、なんで雪の話になったのか訳が分からなかったので彼に韓国語で「눈(雪)?」と尋ねました。

すると彼は「違います!용기(ヨンギ)」と言ってきたのでそれで意味が分かりました。

「あ〜!勇気ね!」

確かに勇気も「ゆ〜き」と発音するので長音があります。

長音があるとないとじゃ全然意味が違うし、まったく通じません。

なので

「いい加減、長音を学びましょうよ!」と心の中で思ったわたしでありました。

日較差

前にも記事にしたことがあるのですが、韓国語は日本より漢字語が多いです。

そして、日常会話で漢字語もよく使われます。

たとえば、日本人だったら「今仕事が終わった」「仕事が終わって今から家に帰るところ」と言いますが、韓国人の場合はこう言います。

「退勤してる」と。

確かに「退勤」という言葉は日本語にもありますが、あまり日常会話では使わない感じですよね。

他にも「周期的に自転車に乗っていたわけではありません」とか「青少年期にはたくさん使う傾向があります」とか「就職した後、適合すれば大丈夫です」とか

まぁ、意味は通じますけどなんか表現に違和感があるなと思うことがあります。

そんなとき、ある韓国人男性がこんなことを言ってきました。

「韓国は寒くなってきました。日較差が激しいです」と。

わたしは思わず「日較差ってなんですか?」と思いました。

調べてみたら「にちかくさ」と読むんですね。

日較差(にちかくさ)とは、1日の最高値と最低値の差を指します。一般的には気象要素のなかで最高気温と最低気温の差を指すことが多いです。

確かに日本語にも日較差という言葉はありますが、わたしは知らなかったです。

親に聞いても知らないと言ってました。

なので、日本人みんな知らないんじゃないか?と思いました。

彼に「日本人は、その言葉知らないですよ」と言うと逆に彼が驚いていました。

そして彼はこう言いました。

「え!?そうなんですか?韓国では日常的に使われてる言葉ですよ。天気予報士も言ってますし」

というわけで、漢字が使われてないとはいえ、日本語よりも漢字由来の言葉をよく使う国なんだなと思いました。

最後に・・・

いかがでしたでしょうか。

韓国人との会話を通じて、さらにおもしろい発見があれば今後もシェアをしていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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