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キャリア相談するならサードオピニオンまで求めよう。
キャリア相談は複数人としよう
先日弊社のキャリア相談を利用した方にヒアリングしたのですが、その感想を聞いて改めて思ったことがあります。それは、「キャリアの相談をするのなら、いろんな人の意見を聞いたほうが良い」と言うことです。
返ってくるアドバイスは人それぞれ
医療の世界に「セカンドオピニオン」と言う言葉があります。判断が難しい症状の際などに、一人の医師の判断だけではなく、複数の判断を仰いで最善の答えを導き出そうと言うものです。ちなみに3人目の意見であれば、サードオピニオンと呼ぶそうです。
「セカンドオピニオン」とは、今かかっている主治医に提示された診断内容や治療方針などについて、主治医とは別の医師に求める「第2の意見」のことであり、あなたにとって最善だと思える治療を、あなたと主治医との間で判断するために、「別の医師の意見」を聴いてみることをいいます。
<https://www.findme.life/second-opinion/what/> より引用
このセカンド、サードオピニオンと言う考え方はまさにキャリア相談にも応用が可能です。というか同じことが言えます。
理由はいたってシンプル。キャリア相談で発見しようとしている「キャリア軸」または「軸」は、「1+1=2」のように確実な答えがあるものではありません。
価値観とか考え方なので、つかみどころがなく、はっきりとしないのが特徴です。それを言語化するのが相談の目的ではありますが、どれだけ言語化したところでやはり曖昧さが残るのが当たり前です。
そのため、どれだけ入念に相談したところで、どれだけ優秀なカウンセラーと話をしたとしてもはっきりとした答えが得られなかったり、自分の中で納得感がなかったり、腹落ち感がなかったりとグレーな部分が残ってしまいます。
だからこそ、複数人に相談することで、最善の答えを導き出すことが効果的なのです。
複数に相談すると何が起こるのか?
実際に弊社サービスを複数回利用してくださったお客様のコメントを一部ご紹介します。このお客様は、全部で3回(要するにサードオピニオンまで)利用してくださいました。
今回、全部で3名のキャリアコンサルタント資格をお持ちの方にお話を聞きました。相談の目的は自分の思考の整理と仕事に対する軸を確認することでした。
当たり前ですが、皆さんそれぞれ仕事に対する価値観も考え方も違います。
同じセオリーに基づいて、同じ目的で相談を実施してくださったのですが、やはりその人の価値観や考え方によって、導き出す答えは多少違うのだと言うことが肌でわかりました。
一方で、皆さん共通しておっしゃることも多く、この共通している部分が私の思考の本質なのだと、複数人と話したことで非常に腹落ちしたと言うか、納得感を得ることができました。
1人だけと話した段階では、半信半疑だった内容が、2人目、3人目と話すことによって確信に変わったということが最大の効果だったようです。これこそまさにセカンド、サードオピニオンが生み出した効能です。
相談するなら、セカンド、サードオピニオンを
キャリアの相談するときは、セカンド、サード、なんならそれ以上のオピニオンを求めたほうが、正確で納得感のある答えを見つけ出せます。
キャリア相談は、人間同士で行うものです。機械を相手にするわけではないので、どうしても相手の主観や価値観が結果に影響を与えてしまいます。導き出す答えも、数学のように明確ではないのが特徴です。
だからこそ、一人だけに相談するのではなく、複数人と話をすることで最適解を見つけ出すことが大事です。
しかも複数人から共通した内容を告げられると、相談者側としても内容に対して納得感を強めることができます。
これからキャリア相談を受けてみようかなと思っている方は、ぜひ一人だけではなく、複数の人に話を聞いてみることを意識してみてください。
【おとなの新路相談室】
あなたのキャリアに第三者の視点を〜社外との対話で思考を整理〜
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![たなか つばさ@仕事旅行社](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145478404/profile_1ad30ed564cb628dd7e2952a6c2b7d13.jpg?width=600&crop=1:1,smart)