予定が変わって、本委託?!
1回目のお泊りの様子から、もう1度お泊り練習をしたいと思い、2回目をお願いしました。すると、次は連泊をすすめられて、3泊することになりました。
しかし、前日に電話があり、一時保護所の幼児棟でコロナ感染者が出て濃厚接触者になってしまったと連絡が入り、今後は様子見てということになりました。
連泊出来る日は、お願いしていた日しかありません。なので1泊でお願いしようとしたのですが、1泊して、保護所に戻って、またコロナが発生したら、伸び伸びなってしまうと言われ、次は本委託と決まりました。
1週間以上も会っておらず、子供からしたら突然迎えに来られ連れていかれ保護所には戻らないことになるのです。
車に乗ってくれるのだろうか?
委託の日は夫婦2人で迎えに行く予定だったのに、予定が変わったので私1人です。
ドキドキでしかありません。
2022年8月18日、本委託となりました。
本委託で児相に迎えに行く
委託日が、急遽だったこともあり、委託措置費用などのお金関係の話は後日そして、養育委託書と自立支援計画書が未完成でした。
母子手帳
医療受診券
医療行為等の同意書兼委任状
児童記録票
措置衣料品
衣類
私物
を預かりました。
前日に心理士とケースワーカーの2人で里子ちゃんに
「里親さんの家庭に行くよ」
と日付を言わずに伝えたそうです。
不安なのか話した時に泣いて、その後の生活は保育士に甘える様子などもあったようです。
そして、当日、里子にしてみたら突然に感じるのではないのでしょうか?
「迎えにきてくれたよ」
と言われ大泣き
中々、面談室に来ず待ちぼうけ、予想はしていたので、やっぱりね、という感じでした。
保育士に抱っこされながらなんとか来て、他の保育士も数名見送りに来てくれて、泣いている中、車に乗せて出発です。
泣かれながらの運転は気が気ではありません。
ミラーから子供の顔は見えない状態です。
赤信号で少し後ろを振り返ったりしながら様子を伺いました。
車酔いしないように窓を少し開けた状態、2車線で内側にいると大泣き、外側にいると泣き止んだり、声が小さくなったり、泣くことへの恥ずかしさは少しあるのかもしれまん。
マンションの駐車場から部屋に入るまでは、自分の足でしっかり歩き、おとなしくしていました。
部屋に入り、しばらく泣き喚いていましたが、もう迎えに来ないことは理解しているようでした。
「早く会いに来てほしい」
「いつ会いに来るの?」
という言葉も交えながら、泣いていました。
その中で「ここは嫌だ」という言葉を出したので、
『誰々がいい というのはいいけど、ここが嫌とかあっちゃんが嫌とかひろさんが嫌とかは言わないで すごく悲しいしあっちゃんも泣きたくなっちゃうから』
と伝えると泣き止んで頷いてくれました。
少しずつ話をするようになり
「いつ会いに来るかはこの家と保育園に慣れて、そのお話を聞きに来るからね。まだ、ここに慣れてないでしょ?保育園もまだ行ってないし、先生の名前とかお友達の名前とか、どんなことをしたかとか、そんな話をSさん(心理士さん)は聞くために会いに来るんだよ」
とカレンダーを見せていつから保育園に行くのかとか、慣れた頃に電話が来て、会いに来る日の相談をすらということを伝えました。
理解はしてくれて、自分でも繰り返しこうしたら会いに来てくれるんだねということを言ってくれました。
さすがにこの状態で夕食の買い物には行けず、あるもので簡単に作ってみました。
少しは食べてくれてホッとしました。
お風呂にも素直に入ってくれて、一緒に入っていいか聞くと頷いてもくれて、しかもバブに喜んで遊んでもくれました。
寝る直前に夫が帰ってきて、ベッドのシーツ交換を手伝ってもらえました。(マッチングのお泊りでシングルベッドをつなげるシーツをしていたのですが、愛猫に穴をあけられてしまったのです)
当日届いたのでバタバタでした。
朝食のパンなども夫が買ってきてくれて一安心
里子ちゃんは、この日も寝つきが良く、夫と話も出来てわたしの気持ちも少し軽くなりました
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