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里山大百科「冬」虫の冬越し
虫たちは冬にはかき消えたように姿を隠す。
どこかに潜り込んでいるのか、卵や蛹などに姿を変えて寒さをじっと耐えているのか――
それは虫によって事情がまるで違う。
冬の里山を歩いてそんな虫たちを訪ねてみるのも、ちょっとしたハンター気分が得られて楽しいものだ。
▲ウスタビガの繭(埼玉県所沢市/新開孝・撮影)
ウスタビガの繭がケヤキの枝にぶら下がっていた。すでに秋に成虫が出ていってしまった空き繭だが、外壁には卵がしっかりとついている。
この繭にいたのはメスで、飛来してきたオスとこの繭上で交尾し、卵を生み残したのだ。卵のままで越冬して、春を待つ。
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