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里山大百科「夏」夏の花木

蒸し暑い日本の夏の里山を彩る木々の花は多くはない。

初夏の到来を告げるエゴノキから夏の盛りのクサギの花まで、スズ茂な色彩は里山を訪れる人には一服の清涼剤だ。

頭上に咲くネムノキやリョウブの甘い香りは、花の季節を迎えていることを語っている。

緑濃い林のなかではその香りで存在に気づかされることも多い。

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▲淡い水色のコアジサイ(埼玉県熊谷市/大久保茂徳・撮影)

花色を写真で表すことが難しい花だ。同じアジサイ科でも、栽培ものと異なりひっそりと咲いている。

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