プチバトー、値上がりもショックだが独自の「カラー名」が消えたのには泣いた
今週は、新年度から働く内定先の上司となる方と打ち合わせなど。
週末にかけて服装や持ち物を揃えねばなりません。
フルリモート勤務時代は、人に会う機会がとても少なかったので、
服装はとにかく着心地重視。靴もぺたんこかスニーカー。
家から一歩も出ない日もありました(涙)。
しかしあくまでも仕事だし、快適だけどだらしなくならず、おしゃれ心も満たすには。
『プチバトー』が良かったのです。
が‥‥
10代の頃から大好きなブランド『プチバトー』がここ数年で色々と変化しています。
コットン原料の価格高騰からの(?)値上げもエグかったですが(レディースのパジャマが二万近いとか)、
プチバトーらしいセンスが光る「カラー名」にも危機が‥‥!
たとえば、昨年度のコレクションでは、確か「トーストオレンジ」というカラー名だったくすみオレンジブラウン色が、今季は普通に「ブラウン」とか…。
これまでオンラインストアでは、淡くてほんのり黄みがかったピンクを「ソルトピンク」、抹茶ミルクっぽいソフトカーキを「マレカージュグリーン」、ビビッドな朱赤を「パプリカレッド」とか。
オフホワイトを「バニラ」、コバルトブルーにほんの少し白を混ぜたブルーを「ドジャーブルー」とか。
どれも素敵すぎて、買わなかったものでも覚えているくらいなのです。
同一の色がかぶることなく(と、どこかに書いてあったような?)、シーズンごとに絶妙な中間色が展開されるのがいつも楽しみでした。
それも、独自のセンスで名付けられていたからこそ。
大好きだった表参道や下北沢の路面店がなくなり、実店舗がかなり少なくなったようで‥‥。
豊富なサイズ展開から、その時々のトレンドや気分で「試着して」サイズを吟味するのが好きだったけれど、それも叶いづらくなってしまいました。
好きなんだけどなー、うーん‥‥。
価格面をはじめ、今後のわたしの暮らしにはもう採り入れられないかもしれないな‥‥と、長年のファンは嘆いてしまいます。
10代のころ仲良しだった友だちが仕事で成功したりセレブ母になったりして、
かつては対等な関係だったのに(多分こちらが勝手に)格差を感じ、だんだん話題が合わなくなってきたときに似たさみしさがあります。