Lua

初めまして、るあ(Lua)です。現在高校生です。 最近周りの小説書いてる人に少し憧れたので、私も時々頭に浮かぶアイデアなどを書き留めようかなと思っています。 ※全てフィクションです!

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初めまして、るあ(Lua)です。現在高校生です。 最近周りの小説書いてる人に少し憧れたので、私も時々頭に浮かぶアイデアなどを書き留めようかなと思っています。 ※全てフィクションです!

最近の記事

『最後の文化祭、最初の本音』

今日、5年間一緒だった友達と喧嘩をした。 私たち3人は中学1年生だった頃から一緒だった。最初は同じ部活に入ったことから仲良くなり、一緒に練習をしたり遊んだりして自然とたくさんの時間を過ごすようになった。そして今日、初めて喧嘩をした。 もうすぐ文化祭。高2の私たちにとって最後の発表になる。「最後は思いっきり輝いて終わりたい!」私はそう思っていた。パフォーマンス系の部活だから、私たちは文化祭で3人オリジナルの演技を披露することにした。創作や練習はスムーズに進んでいるように見え

    • 『思いやりという諜報活動』

      表の顔は中学生、裏の顔は諜報員。 とは言っても、特別な訓練を受けていたり、機密情報を探ったりするわけではない。私がこの役割を担うようになったのは、自分でも気づかないうちに自然とそうなってしまったからだ。 私は普通の中学生で、日々の生活は学校に行って、宿題をこなして、友達と話して、家族と過ごすという、ごく普通のものだ。しかし、この日常の裏には、私が一人前の「諜報員」として振る舞わなければならない秘密の側面がある。 家庭では、両親と仲良く過ごす普通の子供だが、その陰には複雑な

      • 『一等星の独白』超短編小説(?)書いてみた!

        理想の生活?何を言っているの。これは定められた未来なの。「人生」という物語の主人公になることが最初から決まってるのよ。 なぜなら、私が宇宙の中心なんだもの。 3歳から最高の教育を受けて育ち、学力も芸術センスも一流だと言われてきた。ピアノ、バイオリン、ハープ、それにバレエ。これらはすべて、私にとっては「基本教養」に過ぎない。小学校から高校まで一流の名門校を主席で進み、入学式では壇上で英語のスピーチを行う。試験で一科目でも満点を逃したことなんて一度もない。お小遣いは必要な時に都