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今後の市況予想④
※投資は自己責任でお願いします。
※当方は未来の予測に対して一切の責任を負いません。
※変動金利と固定金利の選択もご自身で熟考の上選択してください。
※所詮は素人の意見です。本気にしないでください。
こんばんわ。
最終回です。実は前回(今後の市況予想③)で言いたいことは大体終わったので、あんまり必要ない最終回です。
先にこちらを読んでください。
前回のコラムの後、リセッション(景気後退)がほぼ確定(既に景気後退期に入っているという意見もポツポツ出てる)的になって来た今、僕の予想の確度もかなり上がって来たと思います。
書いた記事の中で不確定要素(予想できないこと)はリセッション時の日銀の利上げと各国の通貨防衛目的の利上げだけです。
あとはもうほぼ間違いないと思ってます。
外れたらこのハターキー野郎!って叫ぶ権利、まだ販売してますので、万が一の時に叫びたい方はお早めにご購入ください。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、このコラムで書いたことは『予想』と銘打ちながら僕個人の予想ってよりは過去殆ど(直近でいうと全て)のケースで実際に起きた内容です。
いや、今回だけは違う!今後のことなんてわからない!リセッションなんて来ないと勇ましく仰る方もいるとは思いますし、もちろん、未来のことなんて起きるまでは100%なんてあり得ないですが、実際の確率としては50%すら生ぬるいと思ってます。個人の感想です。
なお、まだNBER(全米経済研究所、 1920年設立)から宣言はされてませんが、実は米国におけるリセッションの定義は既に満たしています。
あ、もうリセッション入りしてるらしい…
— はたけ (@hatakeoka1) July 2, 2022
ただGDP成長率はドル高になるとマイナスにふれやすくなる(貿易赤字のため)ので、実際の足元の景気とは少し乖離してる可能性もあるので注意。
でもまぁどのみち時間の問題だけど。 https://t.co/Cf4Iyu0yzU
それから、この記事を読まれている皆様におかれましてはわざわざ説明は不要かと思いますが、『円高』『不景気』『金融緩和』はもちろん今から少し先の話をしていまので、足元で起きている現象とは違います。
足元では『円安』『米国好景気』『インフレ』『米国利上げ』で間違いないです。
これは頭上は快晴で猛暑と水不足(米国好景気、インフレ、利上げ、円安)で困っているが、西の空では台風の襲来が見ている、というような話をしています。
現状足元で猛暑や水不足で困ってるだろ、という話は事実であり、直ちに解消する問題では無いので、しばらくはもちろん人々を苦しめ続けるでしょう。
それを承知で先の話をしております。
それでは今回最終回をどうぞ。
⑤日本にも不景気が到来した結果、円高、リセッションの到来で日銀はもし利上げしていれば利下げ、利上げしていなければ緩和継続せざるを得ない。
ていうか、前回日本に円高とリセッションがくる話前回してしまいましたね・・・
新しい話はあまり無いんですが、まあまとめると
世界的な不景気⇒円高(特に対ドル)⇒世界で緩和⇒さらに円高⇒日本不景気⇒日銀、緩和継続or利下げ
というストーリーになるかと思います。
もし例外があるとしたら、日本に円高が来ても日本が何故か好景気になった場合です。
僕個人としてはちょっと想像できないですけど、インバウンドが爆裂成功かメタンハイドレートの採掘&実用化に成功したらあり得るのかもしれません。
まあ無いかな・・・
なので日本も高確率で不景気になると予想しています。
ここまでに日銀が利上げしていた場合は緩和が日銀から発表されるので投資タイミングに迷うことは無いのですが、「ずっと緩和していた場合」はすごくわかりにくいですが、これはFRBが金融緩和したタイミング、が日本の投資タイミングです。
まとめます。
FRB緩和を発表した時点で・・・
・日銀が利上げしていた。
⇒日銀の緩和を待ってから日本株、不動産のGOタイミングになります。
※FRBの緩和の時点で飛び出しても悪くは無いです。
・日銀が緩和を継続していた。
⇒この時点で日本株、不動産はGOになります。
まあこれで終わりなんですけど、これだけだと読む価値もあまりないというか、面白みに欠けるので、迷える一次購入検討者へちょっとだけマンションというか自宅購入と絡めて僕の考えを少しだけ述べさせてください。
後は初心者向けに住宅ローン選びの話を載せておきます。
すでに自宅を買ってるお兄さん、お姉さんたちは回れ右だよ(^_-)-☆
またね!
買うかどうか迷ってる1次取得者へ
買わない方が良いです。
今はあなたにとって買い時ではないです。
説明は以下でしました。
諦めるのも手です。賃貸という手段がありますし、賃貸は決して経済合理性の低い選択ではありません。むしろたいていのケースで購入を凌駕します。
今すぐ買いたいが、市況で日和っている、待てばいいのかどうか困っている
今後の市況予想のコラムのどこかで書きましたが、本コラムを読んで底を探ろうなどとまるでプロ投資家みたいな真似はやめてください。
繰り返しになりますが、本コラムは投資の話です。
1次取得者の自宅購入は『完全に』別の話だと思ってください。
1次取得者が購入を待ってもいいのは『絶対に大暴落が2、3年以内にある』と読み切った場合のみです。
貴方が特別な存在であり、それが読み切れるなら待ってもいいと思います。なお、普通はプロでも読めません。
なぜリセッションが間近なのに待つべきではない理由についてはTwitterで何度も言ってますし、このコラムでも書いてます。
なお、上のコラムにも書きましたが、諦めるのも手です。賃貸という手段がありますし、賃貸は決して経済合理性の低い選択ではありません。むしろたいていのケースで購入を凌駕します。
例外は買いたいけどそもそも市況が下がらないと買えない人たちです。
この人たちは申し訳ないですが、市況が下がるのを待つ以外にすることはありません。このケースは誰も悪くありません。市況が悪い。
住宅ローン金利選択について
変動?or固定?
固定金利をとってもとってもとっても推奨です。固定金利で家を買える人だけが家を買ってください。
完
というわけにもいかないので、一応続けます。
変動金利は投資商品みたいなもの。
— はたけ (@hatakeoka1) June 17, 2022
誰かに聞いて選択することにも少し危うさを感じる。
レバレッジ効いてるから誰かの推奨銘柄を信用買いしちゃうようなもの。
悩むって事は固定なんだよ https://t.co/f35xiqu1Y4
こういうロジックです。悩むなら固定金利にしてください。
オススメは変動金利ですか?固定金利ですか?と聞いてしまう人。気持ちは本当に本当に本当にわかります。僕もそこを通過したので。痛いくらいに理解できます。しかし・・・
オススメの個別銘柄ネット上のよくわからない人にたまに聞いちゃう人いますけど、あれと同じくらい危うさを感じてしまいます。
自分で調べて、何故変動なのか、最低限調べて確信をもって選んでください。
何も考えずに変動フルローン選んでいる人見ますけど、本当に危険です。(CFが唸ってる人は何も考えず、もちろんそれで良い。)
最近、Twitter上で海外の金利上昇から変動金利で借りた人たちを煽る人たちが後を絶ちませんが、心の中では今それを叫ぶのはちょっとセンスが・・・、と思ってますが、もう半分はでもこれにビビって一人でも固定金利を選んで余計なリスクを背負わないで済むかもしれないから、必要なセーフティネットだな、と思ってるのでわざわざレスバもしませんし、何なら今後も続けて欲しいです。
これは親ブロックと同じだと思ってます。
そういう意味では何だか無駄に変動金利派に勇気を与えそうなコラムを書いている僕の方が有害コンテンツの可能性まであります。
それに何度も申し上げてるようにリセッション到来までに日銀が利上げする可能性は全然残ってます(仮に利上げしても1%を超える可能性は現時点では低いとは思うが、今後のCPI次第で意見が変わる可能性はあります。)
その他住宅ローンについて
住宅ローンの銀行などの選び方
住宅ローンの銀行の選び方について基本的な考え方は変わっていません。変動金利の仮定になってますが、固定金利でも考え方は同じです。各行保証料や事務手数料、金利が当時と変わっていますが、『住宅ローンの選び方』という意味では今でも通用する方法だと思っています。
短プラ連動かどうかについて
TwitterやYouTube上だけでよくみる単語ですが、ぶっちゃけどうしても気になる人以外は無視でokだと思ってます。地銀、メガバンクそれぞれの融資部門の知り合いから同様の答えを貰ってます。まあ個人の感想レベルのエビデンスです。残念ながらネットバンクの知り合いはいません。
元利均等か元金均等か
元利均等一択です。ほぼ迷う余地はありません。
とはいえ、短プラ連動かどうかと同様に本質的に大した問題ではありません。
僕の記事を読む前に契約してしまいましたか?
— はたけ (@hatakeoka1) June 29, 2022
それであれば、僕の記事が世に出るのが遅かったのが原因でしょう。こちらの不手際です、申し訳ありませんでした…
もし僕の記事を読んだのに元金均等を選んだのなら…
(残り99字)#querie_hatakeoka1https://t.co/7itlQx8Wlx
住宅ローン選びの上で参考にしていただければ幸いです。
なお、あれだけ固定金利勧めといて固定金利のお勧めの銀行を一つも上げないのはあれなのでここで少しだけ説明しておきます。
固定金利の銀行選びについて
基本は先ほどのコラムの通りなのですが、金利そのものはネット銀行やメガバンクより都市銀行の方が低金利の事が多い印象です。特に地方銀行。
関東は少し存じないので恐縮ですが、関西では池田泉州銀行が好条件です。特に40年固定。
保証料型(金利上乗せ)もあるので、なおいいですね。文句のつけようがありません。
保証料型にガン団信つけて40年1.55%。かなりの好条件です。
あとは地銀だと割とカスタマイズしてくれることも多いようなので、固定金利の際は相談に行くのもありだと思います。
ただその際は話をややこしくしてもあれなので、最初から池田泉州銀行も考えてる、と一言伝えた方がお互い時間が無駄にならずに済む可能性が高いです。
最後に
以上です全4話でお届けしましたが、いかがだったでしょうか。
逆張り野郎と言われるのが嫌で世間が円安!インフレ!金利!の一色の中で、いやいや世界的にはもう不景気の大波が目の前まで来てるんだよ、という思いで過去の歴史に振り返りながら、景気サイクルに忠実に追いながら予想を書いてみました。
そらまめさんの言う通り、わざわざアウトプットするのは労力の割に外すと馬鹿にされるだけで、わざわざ記事にする必要は無かったかな、大人げなかったな、とは思ってますが、でもこれを機に皆さんが投資や世界の動きに興味を持っていただいて、Twitter上で僕の話し相手になっていただければ幸いです。
それでは、また。
p.s おかぴさん、そらまめさん、予想当たってたら焼肉おごってください。
したらば
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