毎日投稿90日過ぎてもnoteが面白くてたまらない話
noteの毎日投稿がきのうで90日目だった。
長文を書くほどの気力がどうしてもないときは「つぶやき」というズルもしながらだったけど、なんとか続けられている。
テーマの「面白くてたまらない」のはどっちかというと書くより読む方。
書く方も明確に伝えたいことやネタがあるときは楽しいけれど、大体は悩んでいる日の方が多い。
でも読むのは90日間毎日続けていてもまったく飽きない。
むしろもっともっと読んでいたいくらい大好き。
noteのなにがそんなに気に入っているかと考えてみた。
一番の魅力は書いている人が思い浮かぶこと。
ガチガチの情報記事だけじゃないところ。
もちろんnoteには有益な情報を配信している記事もたくさんある。
私もライターさんの記事や文章術の記事なんかついつい気になって読んでしまうことが多い。
やっぱり人の役に立つ文章というのはそれだけで読ませる力を持っている。
有益情報をまとめた記事も気になるけれど、個人的にnoteの一番の醍醐味は、誰かの剥き出しの感情に触れられることだと思う。
胸が熱くなったこと。
腹が立ったこと。
うれしかったこと。
悲しかったこと。
人に言えない感情のこと。
心にそっと残っている思い出話。
どれもこれも伝えたい想いに満ち溢れていて、文法とか誤字脱字とかどうでも良くなるほど胸を打つ。
ひとつひとつ、すべてがまったく違う。
殴りつけたみたいに荒々しく吐き出されたもの。
大切に大切に慈しむみたいに紡がれたもの。
キラキラしたセンスの塊のような、ただただため息が出るほど美しいもの。
とにかく伝えたい気持ちがすごくて胸に迫ってくるもの。
小説、俳句、エッセイ、日記……
媒体もそれぞれ。
そんな作品に毎日触れて、一緒になって怒ったり、悲しんだり、心打たれたり。
とにかく毎日新しい感情に心を揺さぶられる。
どうしたらこんな文章を書けるんだろう。
どんな感性を持ってたらこんな作品を生み出せるんだろう。
あまりの凄さに自分の文章って……って落ち込む日も多々あるけど面白くてやめられない。
気になったタイトルを見つけては、片っ端から読む。以前なら自分と比べて「自分はなんて下手なんだ、もう無理、なんも書けない……」て下書きの山を築くだけだった。
今は下手でもなんでもいいから、とにかく書く。そんでもってどこが違うのか探してみたりする。悩んでるだけじゃ1ミリも前に進めないから。
90日間書いてみてもぜーんぜん上手くなった気がしないのが悲しいところだけど。
100日続いたら、そのときまた改めて振り返ってみよう。