追いかけるのはいつも僕
さようなら
そう呟いて消えていく君の夢を何度見ただろう
君の指に絡めた自分の指をするりと解いた
君の指は白く細い
君の髪は黒く短い
僕らの間にある薄い層は、動く度に波打つ
残り香から君を辿る
足跡から君を辿る
どんなに遊んでも遊び足りなくて
辿り着いた先の君はいつも微笑んでいる
僕はもっと……寂しさを共有したい
さようなら
そう呟いて消えていく君の夢を何度見ただろう
君の指に絡めた自分の指をするりと解いた
君の指は白く細い
君の髪は黒く短い
僕らの間にある薄い層は、動く度に波打つ
残り香から君を辿る
足跡から君を辿る
どんなに遊んでも遊び足りなくて
辿り着いた先の君はいつも微笑んでいる
僕はもっと……寂しさを共有したい