小五郎が平成生まれになる前に、コナンは完結するのだろうか
なんてどうでもいいことが、映画を見ているとよぎる。
アニメ放送が始まった時、私は小学一年生だった。
毎週楽しみに見て、
年に1回の映画を楽しみに待つうちに、
気がついたら17歳になっていた。
大人しく歳をとるのを待っていれば良かったのではなんて考えつつ、生ぬるく見守りつつのらりくらりと生きていたところ、
あと数年で毛利小五郎と同い歳になることに気がついた。
私は平成元年生まれである。
私が38歳になる年、
毛利小五郎は平成元年生まれになる。
気がついた時にはかなりの衝撃をうけた。
心の中ではすっかり、小五郎さんは自分の親世代、いや、親みたいなものである。
同級生でたまるか!
なんて思うのだけれど、最近は、同世代もしっかり中年に見え始めている。
おっちゃん、ダメな大人のように見えるけれど、あれは周りにいる大人や子供がハイスペックすぎるだけで、
毛利小五郎は至極真っ当にリアルに近い人間なのだ。
かつ、倫理観や志はしっかりしている。
ああ……、私、高校生や小学生の子供がいてもおかしくない歳になったのか……。
完成した作品や、節分の時に食べる豆の数を見るにつけ、歳をとったと実感するが、
自分の親のように思っていたキャラが同世代になると嫌でも思い知らされるものがある。
そろそろ自分の根をどこかに生やしたいものだ。
というか、コナン終わってほしくないけど、いつ終わるんだろう。
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