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Vol.1人の印象について考えていたら世界の真理に辿り着きそうな気がした

〜高圧的なお姉さまと小一時間話した私は、なぜ疲れたのだろうか、の巻〜

まずは第0話もどうぞ

諸般の事情で転職活動中の私は、この1か月で4つ5つの転職・派遣エージェントとオンライン面談や電話で話をしている。

オンラインや電話とはいえ、話をしていてエージェントの人たちから受ける印象は様々。もちろん初対面。

エージェントの皆さまは基本的に親身で、丁寧、マニュアルに沿って話を進める。

しかし、ある一人のエージェントは推定50歳前後の女性で、丁寧でフレンドリーに見せかけて、高圧的で上から目線といった印象を開始5分で感じた。本能的に少し怖いと思った。

だがしかし「なぜだ」と転職の希望条件なんぞを話しながら並行して頭の中で分析が始まる。

更年期か?生来の気質か?旦那とうまくいってないのか?いや、シングルか。妄想は止まらないが、もう少しまともに細かく分析しようか。
もはや転職どころじゃない。
相手の方が気になって仕方がない。

彼女はエネルギーが表に出やすいタイプなのだろう。しかもエネルギーの向き先が外側のタイプだ。

言葉には力を宿す。
癒す力も、攻撃する力も。

この人は攻撃力のある言葉の発し方だ。 別に私を攻撃しようとしていないのはわかってる。 でもこやつは強い。圧がある。丁寧な言葉を選んでいるくせに威圧的だ。なんなんだ。自己顕示欲が強いタイプは比較的そういう傾向がある。(私調べ)

ただ、そういった人に怯むと余計に彼らは攻撃性を増すことを私は経験的に知っている。
胸を張ってエネルギーを跳ね返そうと思ったが、やはり彼女から強い圧のエネルギーを浴びて、それが心地よいものではなく、疲れてしまった。

勝手な解釈で勝手に疲れた自分に腹もたった。
相手の方はただ仕事で会話をしていただけなのに。

「なんか食らったな」

対人関係でそう思うことはしょっちゅうある。

それがHSPだからとか、INFJだからなどと言って、それで終わりにしたくない。

何かもう少し、面白い理屈があると良いのになと、ぐっと考えることにした。

つづく

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