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ごみ量>海の生物@2050


2050年には、海のごみの量が、海の生物の量よりも、多くなる。

昨年、息子の夏休みのワークショップに立ち会った時に、ウミガメの同好会を作って活動している大学生のお兄さんたちが、壇上に立って、資料とパワーポイントでこのことを教えてくれました。

三男は「えっ!そんなのやだっ!」と即座に反応していて。
まさかまさかと、半信半疑で、次の週末の朝に、家族でゴミ袋を持って、場所は旦那さんチョイス。しばらくぶりの城南島に行きました。

三男、昨年の
夏休みの宿題

都内の飛行機が見える海として有名な埋立地の先にあるその海は、想像以上にひどくゴミが落ちていて。というよりも、海に入る前駐車場に行くまでの道に特にひどくゴミが落ちていて。これは主にペットボトルで。

浜辺に入る前に、持ってきた40ℓのゴミ袋がいっぱいになり、ここは一体どうなっているのだろう?と当惑しました。ベットボトルは特に道路の植え込みの上に乗っていたり、植え込みの影に袋ごと捨てられていたり。

植え込み/投げ込まれたペットボトル
浜辺に近い場所/ペットボトルキャップ

人通りのない道路は、浜辺とは違って顧みられることがないからなのか、工場地帯の先にあるBBQ場へ向かう道路人目がないからなのか、それとも風が遠くから吹き寄せてくるからなのか。

海の近くで育ったので、小さな頃は子ども会で毎年ゴミ拾いをしていましたが、それでもこんなに多くのゴミを見たことがなく、「うそ。50年後、本当にそんなこと(ごみ量>生物)になるかも」を、早くも実感しました。


城南島から見える迫力満点の旅客機の発着陸


頭の上を一際大きく見える旅客機が次々と飛んでいく。そんな空が見える城南島は、子どもたちと一緒にワクワクできるところです。こんなにごみだらけだなんて素敵な場所が、勿体無い。飛んでいる飛行機がどこに向かうのか、どこから帰ってきたのかアプリで確認しながら、昨年は、ゴミ拾いと一緒に飛行機鑑賞も楽しんできたのでした。


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