三角フラスコマーク
Googleに見慣れないマークが表示されたので、なんだろう?と思ってポチッと押したら、噂の生成AIマークだった。chatGPTとは違うジェミニという名前のついた別のAIだ、と最近ニュースで見ていたように思う。
「試用する」を有効にすると出てくる使用例表示を押してみると、自動的に検索され、生成AIを使用した結果が下のように出力された。
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子供に将棋を教える際は、次のような工夫が考えられます。
将棋の道具に親しんでもらう
専門用語は極力使わない
教えることとゲームをワンセットにする
スモールステップで
たまには将棋以外の話もする
小さい将棋盤でテンポよく練習する
盤面に対してお子さんの目線を注意する
検索窓には「子供に将棋を教えるには?」と入力されている。
chatGPTでも手順検索をおこなうとこんな感じで表示してくれていたけれど、今になってそのつながりに気づく。
子どもに言葉を発せず、目の前でゆっくりと順番にその動作をすることが、新しいお仕事を教えるモンテッソーリ教育における先生の「提供」であったと。
手順動作を例示してもらう質問をして、手順を一つ一つ分解するところまでAIが提示してくれれば、あとは構成を調整するだけで、だいぶ例示へのハードルが下がる。先生になれる人が、多くなるかもしれない。
これまでの教科書にない、新しい人類と機械の日常生活に関わる動作も、マナーも内包したアフォーダンスのような形で、こういった手順に分解されれば、お互いにわかりやすい。今なら例えばルンバやレストランの食器を運ぶロボットなどだ。
また、それを再生成した同胞には、これまでの蓄積された検索データと結果が伝達可能になる。いずれこういった一連の流れも、文化ということになるかもしれない。
いよいよ面白くなってきた。