
かんたんマーケ講座⑪ ロジカルとエモーション
ここで皆さんに質問です。
「大切なことを大切な人に伝えられますか?」
そう、一番思い浮かぶのは、プロポーズの瞬間ですね。。
プレゼンも似ているところがあります。
「自分の想いや気持ちを伝える」
→自分がどれだけ伝えたか
「自分の想いや気持ちが伝わる」
→相手にどれだけ伝わったか
この2つの違いを意識すると優秀なプレゼンターになれます。
プレゼンで大事なことは、
“大切な人の困りごと感、大切な人が成し遂げたい思いをどこまで想像できるか?”
伝わるのは、判断するのは、いつも相手(オーディエンス)なのです。
とも言えます。
大切な人に、大切なことを伝えるために大切なことは?
相手の事を、本気で考え抜いて「伝えた」ときに、「伝わる」ものがあります。プレゼンでも基本は一緒です。
「本気の相手目線」がそこにあるか、どうかで「伝わり方」は格段の違いが生まれます。その、根っこの部分は、どんなに取り繕っても、どんなに装飾しても、演出では成り立たないとつくづく感じます。
ロジック(論理)が弱くても、エモーション(情熱)で獲得出来たプレゼンはありますが、その逆はありません。もちろん両方のバランスがとれたときに、万全のプレゼンとなります。
プレゼンは、
「人と人のビジネスである」
「人間が判断する」
「企画以上にチーム、人を選ぶ」
ということを、常々忘れないようにしたいものです。