本質に目を向け 根本を考える禅談
本質に目を向け 根本を考える禅談
【形山睡峰師講演会 第15回】
2022年4月16日(土)14:00~16:00
読書のすすめ
二ヶ月に一度「読書のすすめ」にて、形山睡峰師に講話をいただいております。
『禅と哲学のあいだ』
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153073590
『非ずのこころ』
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=159812948
他、ご著書のある形山先生は、
現在、茨城県かすみがうら市、無相庵・菩提禅堂で、禅の修行道場をされ、各地で禅会もされています。
今回の講話15回目のテーマは、
前回に続き 「禅と哲学の〝まえ〟」となります。
日本人によっての初めての哲学書、西田幾多郎氏の「善の研究」を、読み解いていただいています。
「禅の研究」
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明治44年に発刊された「善の研究」、昭和25年 敗戦後に再刊。再刊当時、プロパガンダで突き進んできた日本が、すべてが崩れ去った後の混沌とした時代に、
人々は確かなものを求めて、「善の研究」を買う人で、書店には数日前から長い行列ができたといいます。
私たちが生きているこの世界って、いったいなんだろう?
人間の存在とは?
いかに生きるべきなんだろう?
人間存在に関する根本の問いを考えぬいた「善の研究」は、当時の心柱を失った人々を、本質に目を向けさせ、根本を考えさせるものでした。
いつの時代も、いろいろな因と縁と、いろいろな見方考え方が入り組んだこの世界、人間のあさましさおろかしさの問題が噴出します。
この世界の本質を見て、人間存在の根本を考えて、自分自身で問題に取り組まなくてはなりません。
西田幾多郎氏が東洋の伝統的な思想を踏まえて、この世界の本質、人間存在の根本を考えぬいた哲学、とても難解と言われている「善の研究」、
観念的な内容を私たちの日常のリアルに落として、ご自身の体験をふんだんに交えて、形山先生は読み解いてくださいます。
「禅の研究」の中の、“純粋経験”や“絶対矛盾的自己同一”など、
形山先生のお話で、私はこの世界がおぼろげながら見えてきたように感じています。
本質に目を向け、人間存在の根本を考える形山先生の禅談、
今、分岐点であるこの時代にこそ、必要とされていると思います。
※今回からのご参加も大歓迎です。直接お話を聞いて質問もできる貴重な機会になります。
◆形山睡峰師講演会
【日時】2022年4月16日(土)
14:00~16:00
【テーマ】「禅と哲学の〝まえ〟第15回目」
【会場】読書のすすめ店内奥
〒133-0061
東京都江戸川区篠崎町1-7-5
<プログラム>※予定
14:00~15:30 形山睡峰師講演
15:30~16:00 形山睡峰師への質問コーナー
【参加費】
会員価格 3000円
一般価格 5000円
【会員価格の対象の方】
・逆のものさし講聴講生
・たまご会員にお申込の方
・成幸読書会員
・心学商売繁盛塾 塾生
・NPO法人読書普及協会 会員
・前回まで、1回でもご参加いただいてる方
※参加費は、会場にて直接お支払ください。
【形山睡峰師 プロフィール】
昭和24年、岡山県柵原町(現美咲町)生れ。
大学卒業後、東京中野高歩院住職・大森曹玄老師の下で出家得度、曹玄老師に嗣法(しほう、法を受け継ぐ)の後、各所で禅会を開催。昭和63年、茨城県出島村(現かすみがうら市)に菩提禅堂が建立され、堂主に就任。平成19年同市宍倉に無相庵を開創。
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