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【御礼 其の二】第134回「読書のすすめの落語のすすめ」会場&Zoom

【御礼 其の二】第134回「読書のすすめの落語のすすめ」会場&Zoom

1月15日は、「読書のすすめの落語のすすめ」に足をお運びいただきました皆様、またZoomでご参加いただきました方、誠にありがとうございました。

「読書のすすめ」での、毎月一回の定例落語会、三遊亭神楽師匠と兄弟子の三遊亭全楽師匠による珠玉の二人会です。

三遊亭全楽師匠「尻餅」


三遊亭神楽師匠「鮑のし」


↑師匠方の落語については【御礼 其の一】で報告させていただいています↓
https://note.com/tsubaki3103/n/n043809187827


懇親会


今回は、「読書のすすめ」私からのオススメで紹介させていただいた本について、

『心ゆたかな言葉』一条真也著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=183752009

著者はこう言われています。

「礼」の旧字は「禮」、
へんの「示」は鳥居⛩️で神を表し、「豊」は、祭事で供え物を盛る器、「禮」は神へ供え物をする宗教的な儀式で、「礼」の起源だと。

お宮参り、七五三、成人式、結婚式、葬儀など、儀式を通して人生を認識する、「礼」は人の道。

人を生かし全てを在らしめている神•仏•祖霊•自然の見えざる大きな力、「礼」は儀式などを通しそこへ目を向け心を向けること。

科学と経済を至上とする現代社会で、私たちは神•仏•祖霊•自然の見えざる大きな力に生かされていることを忘れてはならない。

ユダヤ教の人々の頭の小さな帽子、陽よけにもならない雨よけにもならないあの小さな帽子は、人間の上に神がおわしますことを表しているという。

神•仏•祖霊•自然などの「禮」の世界から、著者はたくさんの言霊を著者の言葉で取り出しています。

例えば、笑いを「和来(わらい)」とした言葉です。
ユーモアやギャグなどの笑いは、「和が来る」ということこと。

議論や対立が高じるところに、ユーモアやギャグの笑いをはさみ、激した先鋒をちょっと拍子抜けさせ、心を和ませて「和来(わらい)」にする。

落語も、日々戦闘モードの私たちに「和来(わらい)」になるものだと思います。

そして、著者は「天下布礼」という言葉を掲げています。
「礼」を広くいき渡らせる。

「天下布武」とは織田信長の旗印、天下を武力をもって治める。

読書のすすめ清水店主は「天下布読」、読書を世の中に普及させる。

私は、「天下布直」でしょうか。
整体という仕事は、直に触れ、その人をまるごとつかむ。

落語も、座布団一枚の上の宇宙に直に触れ、人間というものをまるごとつかんで肩を組むものなのでしょう。


「礼」は、人を生かし全てを在らしめている神•仏•祖霊•自然の見えざる大きな力に、目を向け心を向けること。

私は、この正月に山形に帰省して、とても嬉しいことがありました。

弟が家を継ぎ、4歳の男の子がいるんですが、私が甥っ子と遊んでいた時のこと。
昔は冠婚葬祭時に使われた座敷16畳、普段は襖で仕切っていて、奥の部屋の壁には、ご先祖様の写真が並び、父母の写真も。
私と甥っ子は、手前のヒーターがきいた部屋で遊んでいたのですが、甥っ子が突然仕切っている襖を開け放つので、“寒いから開けないで”と私が言うと、“じじとばばが寒いから”と、ご先祖様の写真のかかる部屋を暖めようと。

私は、ママにそのことを伝えると、“パパがいつもそうしているから”と。

こんな4歳の子が、今はこの世にいない人がそこで寒かろうと、思いやる。

見えないところに目を向け心を向けることを、パパの背中を見て身につけている。

ご先祖様と父母の霊を大事にして、家を守ってくれている弟に
感謝に堪えないと共に、

科学と経済の至上の現代社会に、人を生かし全てを在らしめている神•仏•祖霊•自然の大きな力
見えないところに目を向け心を向けることを、私自身の行動で表していきたい。

次回、「読書のすすめの落語のすすめ」会場&Zoomで
2月12日(水)19時30分~
3月12日(水)19時30分~

「和来」ご参加お待ちしております😀

「読書のすすめの落語のすすめ」
https://note.com/tsubaki3103/m/mde19e3b06f83

「読書のすすめ」
https://dokusume.shop-pro.jp/

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