「イワンの馬鹿」の国
昨日【映画「空母いぶき」二つの人間の性】を書きましたが、
すぐ映画を観て感想を下さった方がいました。
その方の感想を受けて考えている内に、あるところに水が流れるように辿り着きました。
人間は、「勝ちたい」サルの性と「負けたくない」ゴリラの性の、二つの性があります。
サルが争う時は、相手をねじ伏せて欲しいものを手に入れる“勝ちたい”、
ゴリラが争う時は、仲裁が入るのを待って、お互いの面子を立てて、引き分ける“負けたくない”。
元々私たち人間は、進化上ゴリラに近いため、私たち人間の本性は、ゴリラの互いの面子を立てて引き分ける“負けたくない”なのに、
欲や恐怖で、相手をねじ伏せて欲しいものを手に入れる“勝ちたい”のサルの性が多く曇っている。
北御門二郎さんやトルストイの言うように、“神の国は汝の内にあり”、それが欲や恐怖で見えなくなっている分からなくなっている。
すぐ映画を観て感想を下さったかたのメールは、だいたいこういうことでした。
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映画のようにタイミングよく助けは来ないから、自分たちで自分たちの国を守るため、自力の武力は必要だと思いました。
武力の武は、矛を止めると書き、相手の矛を止めるため武力が必要だと思います。
それから、
日本に手出ししたら、逆に危険、日本人には計り知れない強さがある、そう外から思われるよう、日本人の一人として強くなろうと思いました。
だから、縦糸の読書が大事。
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確かに、相手の力を防ぐには、こちらが力をつけることが大事で、
それが今、自衛隊でしょう。
その方が言われるように、日本に手出ししたら逆に危ないと思わせるよう、日本人の力は計り知れないと思われるよう、一人ひとりが真の強さをもつこと、
しかし、その一人ひとりの真の力というのは武力ではなく、
北御門さんやトルストイの神の愛を信じる力、信じて仰ぎ見る信仰です。
それが欲を超え、争いを超え、困難を超え、死を超え、不条理を超えて行くのです。
そうした信仰の力というのは、宗教ではなく、
キリストの愛、釈迦の慈悲、孔子の仁、老子の道、同一です。
そうした一人ひとりの信仰心の厚い国になることが世界最強なのでしょう。
そう「イワンの馬鹿」のように、武力や富を求めないで。
感想を下さった方からの言葉を受けて、こう考えを進めてきたら、
「イワンの馬鹿」の国は、決して夢物語ではなく、私たちが本当に目指すべき現実の世界だということに気がつきました。
「イワンの馬鹿」
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5月4日(火・祝)清水店長「一問一答」フェイスブックライブ
5月5日(こどもの日)古事記口座
https://www.kokuchpro.com/event/koziki210505/
5月10日(月)心学商売繫盛塾
5月12日(水)平日逆のものさし講&落語会
5月15日(土)福岡逆のものさし講
5月18日(火)北海道逆のものさし講
5月20日(木)未来出版研究会
5月22日(土)京都逆のものさし講
5月23日(日)四国逆のものさし講
5月24日(月)心学商売繁盛塾
5月27日(木)山形逆のものさし講
6月5日(土)郡山逆のものさし講
6月6日(日)栃木逆のものさし講
6月9日(水)落語会
6月12日(土)長崎逆のものさし講
6月14日心学 飯田結太氏特別講演会
6月20日(父の日)東京肚読&逆モノ勉強会
6月26日(土)形山老師講演会
6月26日(土)広島逆のものさし講
6月28日(月)心学商売繁盛塾
5月15日(土)福岡逆のものさし人参畑塾
5月22日(土)京都逆のものさし人参畑塾
5月23日(日)四国逆のものさし人参畑塾
6月5日(土)郡山逆のものさし人参畑塾
6月12日(土)長崎逆のものさし人参畑塾
6月26日(土)広島逆のものさし人参畑塾