2024/11/21(木)第55回明治神宮野球大会 大学の部 2回戦 札幌大1-2天理大＠明治神宮球場
T 000 020 000 =2
S 100 000 000 =1
T)的場、藤田、長尾
S)長谷、宮田
本塁打 なし
天理大スタメン
8井脇、9小池、4大森、7石飛、5池田、3浅野、6辰己、2田中幹、1的場
札大スタメン
8伊藤、7桑田、4吉澤、9佐野、3石井、5近藤、2麻原、6久保田、1長谷
両チームとも応援は基本、部員のみ。天理はメガホン使い声大きい。チア4〜5人、太鼓のみ。札大はチア？2人、楽器演奏あり(ただし少人数)
1回表、井脇投手強襲ヒット。長谷の右脚に当たったか。小池の2球目に二盗成功、小池遊ゴロ、大森投ゴロ、石飛ストレートの四球、池田遊ゴロで石飛ニ封。その裏、伊藤初球センター前クリーンヒット、桑田センター前クリーンヒット、吉澤右足元への死球で無死満塁。ここで佐野左邪犠飛(1)で伊藤生還し札大先制。石井空振り三振、近藤フルカウントから四球、麻原空振り三振。
2回表、浅野ニ飛、辰己右中間破る二塁打、田中見逃し三振、的場中飛(大きな当たり)。その裏、久保田センター前ヒット、長谷送りバントの構えもファールと見逃しで、強攻するも遊ゴロで久保田ニ封、伊藤レフト前ヒット、桑田空振り三振、吉澤空振り三振。
3回表、井脇ニゴロ、小池ストレートの四球、大森の4球目に二盗成功、大森ニゴロで小池三進、石飛遊ゴロ。その裏、佐野初球センター前クリーンヒット、石井ニゴロ併殺、近藤フルカウントから中飛。
4回表、池田左中間破る二塁打、浅野捕前送りバント、打者辰己で内野は前進守備。辰己ファールで粘り、三塁線の打球は三塁手近藤好捕も一塁送球やや逸れ記録は内野安打、三塁走者辰己はそのままで1死1・3塁。田中幹の代打井上で内野中間守備。井上空振り三振のときに辰己二盗成功、的場投ゴロ。その裏、代打の井上がそのまま入り捕手。麻原右飛、久保田遊飛、長谷空振り三振。
5回表、開始前に、長谷が怪我の治療中とのアナウンスでしばし中断。登場し再開。井脇初球尻のあたりに死球、小池遊内野安打、大森三塁線送りバントが内野安打、打者石飛で内野中間守備。石飛右犠飛(1)で井脇生還し同点となり二塁走者小池も三進。打者池田のときも中間守備。池田フルカウントから中犠飛(1)で天理大1-2と逆転。浅野右飛。その裏、伊藤センター前に落ちるヒット、桑田の2球目に二盗成功、桑田ニゴロで伊藤三進、打者吉澤で二塁遊撃は定位置で三塁一塁は中間。吉澤フルカウントから空振り三振、佐野中飛(中堅手井脇背走好捕)。
6回表、この回から宮田登板。辰己二直(吉澤好捕)、井上三ゴロ、的場右飛。その裏、石井遊ゴロ、近藤左飛、麻原空振り三振。
7回表、この回から一塁石井に代わり小飼。井脇見逃し三振、小池投ゴロ、大森レフト線ギリギリライン上の二塁打、石飛フルカウントから四球、池田右飛。その裏、久保田四球、宮田一塁線送りバント、伊藤の3球目に暴投で久保田三進したが、ここも前進守備は取らず。伊藤空振り三振、桑田三ゴロ。
8回表、浅野の代打杉下一ゴロ、辰己見逃し三振、井上空振り三振。その裏、杉下がそのまま入り一塁。投手この回から藤田登板。吉澤空振り三振、佐野ゴロでセンター前に抜けるヒット、小飼遊ゴロで佐野二封、近藤見逃し三振。
9回表、藤田の代打山下三塁右痛烈に破るレフト前ヒット、井脇4球目空振り三振と二盗失敗で併殺。小池中飛。その裏、山下に代わり長尾が入り投手。麻原三ゴロ、久保田の代打丸山空振り三振、宮田の代打布施空振り三振で試合終了。
札大は初回、いきなり伊藤桑田の連続ヒットに3番吉澤死球で無死満塁の大チャンス。ここで佐野の犠飛で先制はしたものの1点止まり。2回もヒット2本で2イニングで4安打放ったが得点は1点どまりと的場を序盤に捉えられなかった。先発長谷は初回先頭打者の打球がいきなり脚に当たり、その影響かは分からないが4回頃から脚がつっていたとのことで、1死1・3塁のピンチは無失点に抑えたものの5回の守備前にベンチで治療とのアナウンス。マウンドに戻ったが先頭の1番井脇に死球。小池はショートへの詰まった打球が内野安打。大森の三塁線バントは内野安打と、結果的には長谷の異変から微妙に変わった流れを天理に突かれたか無死満塁のピンチ。しかもこの回の天理の攻撃は1番からと流れというか運も向いていなかったか。ここで石飛・池田の連続犠飛で天理が逆転。その裏、札大も1死3塁の好機を作ったが得点できず。特に佐野の打球は捉えたと思ったが天理のセンター井脇が背走して好捕。この5回の攻防は完全に試合の分岐点となった。
天理大の的場は初回先制を許すも以後は立ち直って得点許さず、藤田ー長尾と継投してそのまま逃げ切り勝ち。札大は1番伊藤が3安打、4番佐野も2安打と活躍し7安打を放ったが得点は初回の1点どまり。12三振を喫するなど天理大投手陣を崩せなかった。2番手の宮田は4回無失点と好投した。
