つあお&まいこ(浮世離れマスターズ)

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  • つあおとまいこのゆるふわアート記

    • 61本

    みなさん、こんにちは! 浮世離れマスターズのつあお&まいこです。ゆるゆるふわふわのアートツアーに参加しませんか。

最近の記事

風流とモダンが同居した画家・デザイナー神坂雪佳

浮世離れマスターズのつあおとまいこが、パナソニック汐留美術館で開催中の「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」展を見てゆるふわアートトークを展開した記事が、和樂webに掲載されました(ぜひ下記をクリックしてご笑覧くださいね!)。 神坂雪佳(1866〜1942年)は、明治・大正時代に琳派を再興したことで近年特に注目を浴びるようになった作家です。琳派といえば俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一などの絵師(画家)のことを思い浮かべる方が多いと思いますし、雪佳自身も屏風絵や襖絵を残していますが

    • 絵っ? 「古池や」の松尾芭蕉が旅の絵日記を描いた絵巻物があるんだって!

      浮世離れマスターズのつあおとまいこが、京都の嵯峨嵐山文華館・福田美術館で開催中の「芭蕉と蕪村と若冲」展を鑑賞、約50年ぶりに再発見されたという松尾芭蕉の《野ざらし紀行図巻》などの貴重な作品を見てゆるふわアートトークを展開した記事が、和樂webに掲載されました。 などの名句で知られる芭蕉は、旅人でもありました。《野ざらし紀行図巻》は、タイトルに「紀行」という言葉が入っていることからも想像がつくように、旅の絵日記の様相を呈しています。 「俳画」という言葉もあるくらいで、俳句と

      • 青が鮮烈なイヴ・クラインの人型は日本の柔道に由来していた!

        浮世離れマスターズのつあおとまいこが、金沢21世紀美術館で開催中の「時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの」展を鑑賞、フランスの現代美術家イヴ・クラインと日本の意外なかかわりについてゆるふわアートトークを展開した記事が、和樂webに掲載されました。 インターナショナル・クライン・ブルーの人型で知られるイヴ・クラインの表現が日本の柔道に由来していたとは! ぜひ記事をお読みください。 それにしても、金沢21世紀美術館はいつ行っても多くの人が訪れているのを

        • 「異性装の日本史」に見る変身願望

          浮世離れマスターズのつあおとまいこが、渋谷区立松濤美術館で開催中の「装いの力 異性装の日本史」展を鑑賞、「変身願望」についてゆるふわアートトークを展開した記事が、和樂webに掲載されました。 ひょっとしたら男装や女装、さらには変身の願望は誰にでもあるのかもしれません。ぜひ記事をお読みください。 【TOPICS】渋谷駅前にも大きな看板が! 渋谷区立松濤美術館の気合いが感じられました。 公式サイトはこちらです!

        風流とモダンが同居した画家・デザイナー神坂雪佳

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        • つあおとまいこのゆるふわアート記
          61本

        記事

          荒神明香の神秘体験が意外な現代のアマビエを生んだ!

          疫病退散を象徴する妖怪「アマビエ」をテーマに数々の美術家に作品の出品依頼を続けている角川武蔵野ミュージアム。この夏新たにラインナップに加わった荒神明香(こうじん・はるか)さんの作品は、高さ7mの美しく、そして気高いオブジェでした。浮世離れマスターズのつあおとまいこの二人は荒神さんに話を聞いて改めて作品の前にたたずみ、その存在感を受け止めたのです。 荒神明香《reflectwo》(2021年) つあお:角川武蔵野ミュージアム! ようやく来ることができましたよ。昨年大晦日の『

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          人はなぜ妖しい絵に魅了されるのか?

          甲斐庄楠音、島成園、稲垣仲静…。私たちはなぜ妖しい絵に魅了されるのでしょうか。「あやしい絵」展について浮世離れマスターズのつあおとまいこが和樂webに執筆した下記のトーク記事をぜひお読みください。

          人はなぜ妖しい絵に魅了されるのか?

          クールベ、山男から海男にメタモルフォーゼ?!

          フランスの画家ギュスターヴ・クールベ(1819〜1877年)が描いた海の風景は、巻き上がる波の描写が迫力満点。ところがパナソニック汐留美術館で開かれている「クールベと海」展を訪れたつあおとまいこは、クールベが最初は山の絵ばかりを描いていたことに感心しきり。クールベははたして山男だったのか? あるいは海男だったのか?! つあお まいこさん、この絵のタイトル、なかなかインパクトがあると思いませんか? 《岩山の風景、ジュラ》と書かれています! まいこ 一瞬にして恐竜を思い出しま

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          モンドリアン柄はなぜ心地よい?格子と赤・青・黄で宇宙的生命の本質を追究!

          モンドリアンが普通の絵を描いている! 23年ぶりに開かれたというSOMPO美術館の「モンドリアン展」を訪れた二人がまず釘付けになったのは、よく知られる抽象画ではなく、洗濯物を描いた作品でした。 つあお:見て見て! モンドリアンが洗濯物なんか描いてますよ。 まいこ:本当だ! しかも1作じゃない。 つあお:特にこの白い洗濯物が10枚ぐらい干されてる作品、なんか生活感がにじみ出てていいなあ。 ピート・モンドリアン《干し物のある風景》(左、1897年頃、デン・ハーグ美術館蔵)

          モンドリアン柄はなぜ心地よい?格子と赤・青・黄で宇宙的生命の本質を追究!

          生身の人間と立方体が人間性を共有?!ライゾマのロボティクスが描く未来は明るい☼

          立方体が踊っていたんです! ライゾマティクスというテクノロジカルなアートユニットの個展を見に東京都現代美術館を訪れたつあおとまいこは、そのすさまじい動きに目が釘付けになりました。 つあお ライゾマティクス、なかなか衝撃的でしたね。 まいこ ホントに! デジタルアートというイメージはありましたが、もっと複雑でダイナミックでした。 《Rhizomatiks ✗ ELEVENPLAY"multiplex"》2021年 部分 《Rhizomatiks ✗ ELEVENPLAY

          生身の人間と立方体が人間性を共有?!ライゾマのロボティクスが描く未来は明るい☼

          お目当ての作品は予算オーバー😭『アートフェア東京2021』は大型の傑作に満ちあふれていた👑✨

          「こんなアート作品がおうちにあったらな〜」つあおとまいこは、ホントによくこう思っています。2年ぶりに開かれたアートフェア東京に出かけて、まず向かったのは、まいこの目当ての作家の作品が出品されているブースでした。アートフェアは、たくさんのギャラリーが出展しており、よりどりみどりの中で作品を買えるところです。さて、戦果はあったのでしょうか? アートフェア東京2021には140軒のギャラリーが出展している まいこ 杉田陽平さんのコーナーを見つけました! 今回のアートフェアで私が

          お目当ての作品は予算オーバー😭『アートフェア東京2021』は大型の傑作に満ちあふれていた👑✨

          VOCA展受賞作に見つけた宇宙🌃無数の上野の宇宙だったり、襖の向こうの宇宙だったり!

          若手の現代美術家の登竜門として知られるVOCA展が開かれている上野の森美術館へ。訪れた二人の目は、たくさんの額縁がコラージュのように貼り付けられた作品に釘付けになりました。 つあお この作品、額縁とか木枠だらけですごくないですか? まいこ 額縁のコラージュっていう感じですね。お祭りみたいな賑やかな雰囲気! VOCA賞を取った作品なんですね! 尾花賢一《上野山コスモロジー》(インク、ワトソン紙、木枠、250✗400✗20cm、VOCA賞受賞作品)展示風景 つあお 額縁の

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          絵師「狩野派」と「土佐派」がわかっちゃった~✨ぐっと近づいて、人や動物の会話を想像してみよう!

          徳川幕府の御用絵師になった狩野派には何となくお硬いイメージがありますが、根津美術館の「狩野派と土佐派」展で見た狩野派の屏風は、見れば見るほど親しみやすくなる逸品でした。 つあお 今日の見ものは、伝狩野元信筆《四季花鳥図屏風》! 「伝」がついていても、いいものはいい! 近寄って見るとその面白さが見えてきます。なんといっても鳥だらけなんです! 伝狩野元信《四季花鳥図屏風》(室町時代、16世紀、紙本墨画淡彩、根津美術館蔵)展示風景 まいこ すごい! ここまで鳥だらけなのは、結

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          あの岸田劉生の名画にも電柱?! 電線・電柱を描いた傑作が全国から練馬に集合✨

          「電線絵画展」という世にもまれな切り口の美術展があるというので、練馬区立美術館に出かけました。いやぁこんなに電柱や電線が絵に描かれていたのかと、びっくりの連続でした。 つあお 文明開化といえば、「最後の浮世絵師」と呼ばれた小林清親。近代的な夜景の絵をたくさん描きましたからね。でもこの「電線絵画展」では昼の風景の中に電柱と電線がたくさん!! まいこ 清親については明治の版画家っていう漠然としたイメージだったんですが、電柱を描いた作品にはびっくりしましたよ。この錦絵の電柱、何

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          妥協なき木版画の巨人・吉田博✨繊細な美を支えた剛健な生きざまが魅力!

          吉田博は絵を描く山男。つあおは木版画で表現した清々しさで「心まで清らかになる!」と言います。まいこは、その吉田博が海を描いた作品の美しさに見惚れ、あのダイアナ妃が持っていたということでも感無量に。東京都美術館の「没後70年 吉田博展」を楽しみました。 つあお たわくし、吉田博の作品をこんなにたくさん見たのは、今回が初めてなんです。ただ、サザビーズやクリスティーズのオークションカタログではたまに見てました。だから、海外で売れてる作家なのかな? という認識だった。オークションカ

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          ヤフオクで買った昭和6年の『週刊朝日』の小村雪岱挿絵に目がキラキラ👀✨ 足で弓を引く女性の運命が気になる!

          過日、三井記念美術館で見た小村雪岱。日比谷図書文化館でも企画展が開かれています。出かけてみると、また異なる味わいがありました。さらにつあおは、ヤフオクで雪岱の挿絵の入った雑誌を見つけ、そして…。 つあお 今日は小村雪岱の続編(前回の記事はこちら)です。どれだけ思い入れがあるんだ! って感じですね😁 いや、あるんですよ。ということで、日比谷図書文化館の「複製芸術家 小村雪岱」展は、楽しかったですね。 まいこ 前回出かけた三井記念美術館の「小村雪岱スタイル」展では、小説に描い

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          形が、文字が、語りかけてくる♪『佐藤可士和展』ではデザインと友達になれる😀

          ユニクロ、日清、楽天、セブン-イレブン…。ホント日頃からお世話になってます。これらの企業の数々のロゴデザインをはじめデザイン戦略なども手掛けるクリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和さんの展覧会「佐藤可士和展」が、国立新美術館で開催されています。改めてデザインのパワーに圧倒されました。 つあお 佐藤可士和さんといえばユニクロですね! 「佐藤可士和展」(国立新美術館)展示風景 まいこ そうですね。あまりにも馴染みすぎて、ロゴがデザインという作品であることを忘れていたくらい

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