
教員を退職した理由2
いらっしゃいませ!
合同会社つなはぐ相模湖、代表のHYです。
ここ数日も事業のこと、勤めの業務、
取引先との商談、設備の検討など
調べたり、考えたりすることも多い中、
体調にも気をつけて、同時にいろいろ進めています。
なぜ辞めたのか
いつの時代もよく読まれるという点で、
根強い退職記事、の第2弾です。
これが1回目、考えれば考えるほど色々と理由が挙がります。
続けることが是だ!
という方には、辞めた人間の説明なんて、
ただの御託にしか聞こえないだろうし、
辞めようと悩んでいる人にとっては参考になる話だろうし、
辞めている人が増えているように感じる職場にいる方にとっては、
そういう考えで辞めていくのか、と発見になったりするのでは、
と思います。
前提として、人の過ごし方は、
人それぞれだということです。
何の職業に就き、どのように取り組んでいくのか、
ということも人それぞれです。
様々なしがらみもあり、当人が思うような仕事ができていない方も、
たくさんいるかと思います。
その時に過ごす、時代や地域など、当人を取り巻く環境は、
千差万別です。
退職の本人要因と環境要因
私もこのnoteのなかで、
会社員を辞めた話、教員を辞めた話、
どちらも体験談として書いています。
もっとたくさん書きたいことがあります。
仕事を辞めた経験がある人は、ほとんどそうだと思いますが、
退職の理由としては、矢印が自分に向かっている部分と
矢印が組織や就業環境に向かっている部分、
のそれぞれの要因があると思います。
完璧に自身にフィットする仕事や環境など始めからあるものではなく、
自分で作り上げるという要素も多分にありますが、
デフォルトのものに飛び込んでいった結果のミスマッチというのも、
普通に起こりえることです。
その人自身の未熟さと、組織の未熟さと、
社会全体が抱える未熟、というか不具合や理不尽などと、
色々な要因が複合しています。
これらのことを学問的に研究している
中原淳さん(人材開発・組織開発を)
のような方もいらっしゃいます。
前回の記事で指摘した環境要因①
文部科学省、及び地方自治体の教育委員会の行政官僚制です。
マックス・ウェーバーというドイツの社会学者が、
20世紀に『官僚制』という著書を出しました。
これを読めば、ほぼ官僚制のよさも悪さもわかります。
民主制において、官僚組織を制御するのが、
政治家です。
しかし、この関係性というか、力関係はかなり複雑な構図になります。
私も他人に説明できるほど、理解できているとは言えません。
ウェーバーは官僚制について、
合法的な支配の合理的な理念型である、
と指摘しています。
官僚制をすべて解説しようとすると、
大変な分量になるのと、
私の理解力の低さが露呈するおそれもあるので、
端的に言います。
一定の手続きによって決められた規則にのっとって動きます。
個別のケースはは全て一般的規則にあてられます。
全ての意思決定と行為が規則に基づきます。
権力者も被服従者も非人格的な秩序に従います。
規則の範囲内で命令と服従がなされます。
役人が頭が固い、と言われるゆえんが、
すべてここに書かれているようです。
ただし、行政組織のみが官僚制ということではなく、
他の組織形態でも、同様のことが見られます。
近代官僚制は、前近代に見られる家父長制的な支配に基づく家産型官僚制とは異なり、組織を構成する人間の関係は、制定された規則を順守する非人格的(非人間的ではない)な結びつきによって成り立っているとされる。つまり、血縁によるつながりや感情的な結びつきなどではなく、合理的な規則に基づいて体系的に配分された役割にしたがって人間の関係が形成されているということである。
学校にこれを持ち込みすぎるとどうなるか…
ぜひ皆さまにも想像してほしいと、思います。
もう、日本の公立学校は手遅れかもしれませんが…
そのうち、市民や国民の声を反映した、
公教育の大転換が起こることは…まずないように、思うんです。
結びの挨拶
本日はここまで。
今月から木質ペレット燃料を相模原市緑区周辺で販売致します。
詳細は近日中にお伝えします。
ご注文、ご用命は当社へお申し付けください。