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眠い⑥

夫が仕事を休み、病院へ連れて行ってくれた。
私は、病院へ行く車の中でも、待合室でも、診察中もずっと眠っていた。
診断書を書いてもらったようで、また車で違う病院へ向かった。
そして、入院。
最後に覚えているのは、夫が私の手を握って、明日仕事帰りに来るからって言ったことだった。
私は、見覚えのない数えきれないほどの手によって、底なし沼の中に引きずり込まれるように眠った。


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