『エンタ芽 ~心に花を咲かせよう~』 vol.4 エンタメがくれる「自信」編
私たちのラジオ番組制作&放送体験レポート4
このコラムでは、私たちが体験したレインボータウンFMさんでのラジオ番組放送の様子をお伝えします。
番組名は
『東京成徳チアラジ』
その中で、『エンタ芽 ~ 心に花を咲かせよう~』というコーナーを全4回にわたって放送しました。番組のタイトルには、エンターテインメントが人々に与える「見えない価値」を言葉にして伝えることで、視聴者の皆さんの心に花を咲かせたいという想いが込められています!
今回は第4回の放送について書きます。
第4回は、エンタメがくれる『自信』がテーマです。
今回のメンバーは、オンエアを担当したにほっち、そら、まな、ひなの4人と、番組企画に参加してくれた刈屋、相坂、寺元の3人、合計7人です!
今回は、悩みを持った2人の学生からのお便りを紹介し、数多くのエンタメコンテンツの中から厳選した、言葉や名言を引用して、その悩みに対するアドバイスとエールを送りました!
では、早速、1つ目のお悩みから見ていきましょう!
【1つ目のお悩み相談】
「私は人前で発表することに自信がなく、いつも緊張してしまいます。どうしたら自信が持てるようになりますか?」
(大学2年生女子)
この悩みは誰にでも当てはまることですよね。周りから見ると、全然緊張してそうに見えなくても、本人はとても緊張していて、毎回発表の度に悩んでいるなんてこと、ありそうですよね。
これに対して、メンバーのひなが贈った、エンタメからのありがたい言葉は・・・
勝負を決めるのは準備。なかでも気持ちの準備以上のものはないと思う。
(サッカー元日本代表 本田圭佑)
ワールドカップや欧州の名門クラブチームでも活躍した、サッカー元日本代表の本田圭佑選手からの身の引き締まるような言葉です。
本田圭佑選手は、昨年行われたワールドカップ(カタール大会)では、解説者としても注目を浴びました。そんな本田圭佑選手は名言や格言を残すことで有名です。(昨年の解説では、日本戦のアディショナルタイムが7分と長かったことで、「7ふぅん!?」と驚いた言葉がバズりましたね)
お悩みに戻ると、確かに大勢の人の前で発表するという行為はとても緊張するものです。何度やっても慣れないという人もたくさんいるのではないでしょうか?
しかし、本田圭佑選手のこの言葉を聞くと、本番を迎える前の準備、特に気持ちの準備によって、本番の緊張を緩和することができるという希望が持てますね!
気持ちの準備をすることで、自ずと心の整理がつき、発表に対しての不安や緊張がほぐれていく。気持ちの準備が終われば、あとは経験をするだけ。それゆえに、毎回しっかりと気持ちの準備をして、多くの経験を積むことが自信を持つことにつながると、番組内でアドバイスを送りました!
【2つ目のお悩み相談】
「私は今、バスケサークルに所属しています。周りとの実力差が広がり、自信を失っています。私は身長が小さく、中々自分に自信が持てないです。」
(大学1年生男子)
これに対して、自身もバスケ経験者である、メンバーのそらが贈った、あの人気アニメからのありがたい言葉は・・・
ドリブルこそチビの生きる道
(『スラムダンク』)
『スラムダンク』は、井上雄彦氏による、言わずと知れた、バスケットボールを題材にした日本の漫画作品ですね。1990年から「週刊少年ジャンプ」にて連載され大人気。アニメやゲームも制作されました。また、2022年には、劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DANK」も公開され、世代や国を越えて人気を博しています。
さて、お悩みに戻ると、バスケは身長が大きく関係していますが、身長差は個人の特化した技術をひとつでも高めることによって埋めることができます。
例えば、メンバーの颯良(身長が高い)は、身長の低い人とマッチアップした時、ドリブルがとても取りにくかったという経験をしています。
試合後、その相手に「なぜそんなにドリブルが上手いのか」と質問をしたところ、『スラムダンク』の「ドリブルこそチビの生きる道」という名言を心の支えにして、ドリブルの技術を一生懸命磨いたと答えてくれました。
身長が低いという自分の特徴を活かしてドリブルで攻めることが、大きな武器になることを示してくれたのです!そして、そのヒントをエンタメから得ていたのです!
2つ目のお悩みに対して、この名言をもとに、毎日ドリブルの基礎練習を行うことで自分の短所を長所に変換し、周りと比較するのではなく、身長が低いことを個性として活かした戦いをするのがいいとアドバイスを送りました!
というわけで、お悩み2つであっという間に時間が来てしまいましたが、エンタメには、私たちに自信をくれる言葉が溢れていることを少し実感していただけたのではないでしょうか?
今回のラジオ番組放送を通じて、悩んでいる大学生に向けて、同じ目線で寄り添い、前向きになれる一言をエンタメからお送りすることができました!
最後に、全4回の放送を通じて、こんなことを感じました。
ラジオは映像がないため、どのような言い回しや表現にすれば、視聴者の心に刺さるかを考えることに苦労するけれども、その分、他のメディアにはない独自の表現が生まれることがあり、それがラジオというメディアの大いなる魅力である。
私たちは、これからもラジオというメディアに大いに注目していきたいと思います!
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