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いかだ作りの進捗状況

いかだを作ることにしたのは1年半前のこと。
自国の船に戻る若い令和ママたちに感銘を受け、引っ越しや育児でサボっていた体を起こし、素手で木を伐採して運んだり積み上げたりし始めたのだった(いかだや船は、比喩です)。

おかげさまで、noteに書き散らかしたいかだ用の木材を見ていただいたJOES(海外子女教育振興財団)のオンラインマガジン上で取材記事の連載をさせていただくようになり、そこから1年が過ぎた。

取材という、他の方の力を借りて文章を仕上げられる形式のおかげで、色んな種類の木材を世界中から取り寄せているような状況だ。

最近ではクーリエ・ジャポンEXPATでも記事を書かせていただいている。
こちらは、豪華客船の展覧会の隅っこにいかだのブースを設置してもらっているような感じ。


それにしても、発表媒体が同人誌や地方生協の広報誌からオンラインになり、面倒な校正や編集作業を介さずにアメリカからでも書いたものが瞬時に世界中の人の目に届くというのは不思議な気分だ。作っているのがいかだであることに変わりはないのだけれど。

木材は揃ってきたので、次は小さくても荒波にも耐える頑丈な船体にするために骨組みを固定する紐を通していきたい。
隣の大型漁船の網に絡まりそうになりながら、ちょっと場所を移して、
私は糸を撚るところから、始めていこう。

Makiko

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