桜井さん

タスク管理について考えてます

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最近の記事

限られた時間で成果を出すタスク管理(ツールサンプル付き)

何をどうやって考えればよいのかを間違えなければ、限られた時間で成果を出せる確率は飛躍的に高まります。 何を考えればよいのか? 限られた時間で成果を出すためには、時間軸・タスク軸の双方から、情報を整理する必要があります。 時間軸の観点では、「限られた時間」で仕事をするために、まず、時間の制約を明確化する必要があります。例えば、毎日19時をスケジューリングのリミットにするなど。その上で、時間制約の中で、タスクを進めるための時間を確保する必要があります。 タスク軸の観点では

    • 忙しい波を乗り越える:戦略的タスク管理へのアプローチ

      忙しすぎて体調を崩しそうになっていた状況を立て直した時のタスク管理手法をツイート。そこからChatGPTでブログ記事を起こしてみました。 ぱっと見では当たり前のことしか書いてないですが、タスク管理の2大名著『マニャーナの法則』と『川本裕子の時間管理革命』のエッセンスを掛け合わせた至高のタスク管理術だと思ってます。 イントロダクション 仕事の忙しい日には、終わりのないタスクの海に飲み込まれそうになることがよくあります。そんな時、系統的なタスク管理法を身につけることで、流されず

      • タスク管理は「鳥の目・虫の目・高速PDCA」×「タスケンダー」

        遠くの目的地へ向かうときも、自分の仕事を進めるときも、「鳥の目(遠くをざっくり見る目)」と「虫の目(近くを詳細に見る目)」の両方が必要です。 目的地へ向かうとき、「鳥の目」だけでは、足元の石ころにつまづいてしまうかもしれません。かといって、「虫の目」だけでは、いつの間にかあらぬ方向に進んでしまっているでしょう。 なぜ「虫の目」だけではだめなのでしょうか。 それは、「虫の目」は情報量が多すぎて、目的地までの情報をすべて処理することができないからです。 情報処理の負荷を軽減

        • 内面と向きあって、「自分を動かすストーリー」で仕事をたて直す

          膨大な仕事量に押し潰されそうだ。 todoリストを作ったけど、仕事量を再認識させられただけだ。 理不尽だ。私は被害者だ・・・。 これは、多くの人が経験する状況だと思います。 こういった状況への対策として、 ・タスクを細かく分解しよう ・優先順位/緊急度を考えよう といったことがよく言われています。 しかし、多くの場合、このような「論理的思考」は役に立ちません。 自分の行動を変えないといけない場面において、頭だけで考えたことは、往々にして行動変革にはつながりません。 人

          仕事多すぎて死ぬ、をノートで乗り越える

          死にたい。 そう言いたくなるほど仕事が立て込むことありますよね。 しんどい状況はノートで乗り越えましょう。 ステップ0:ノートをひらきましょう。 ステップ1:仕事の全体像を把握する いま、何の仕事があるのか、ざっと書き出しましょう。 大項目レベルでだいじょうぶです。 ステップ2:いま注力すべきタスクを明確にする それぞれの仕事について、いま何をやるべきなのかを明確にしましょう。 ステップ3:注力すべきことに注力できるように時間配分を調整する 時間がなければ何もできま

          仕事多すぎて死ぬ、をノートで乗り越える

          リストベース仕事術の到達点『マニャーナの法則』を『時間管理革命』で乗り越える

          文庫版が出ていたので、12年ぶりに『マニャーナの法則』を読み返してみた。 まったくもって素晴らしい本である。 タスク管理に関する本としては、100点満点で99点はつけられると思う。 なかでも、「クローズリスト」は、リストベース仕事術の到達点だといってよいだろう。 私自身、12年前にクローズリストを実践して、驚くほど効率が上がったことを記憶している。 しかし、到達点であるがゆえに、リストの限界を露呈してしまっている。 『マニャーナの法則』では、一日の仕事量を制限するため

          リストベース仕事術の到達点『マニャーナの法則』を『時間管理革命』で乗り越える

          大量の仕事を捌くコツは「時間制約」を意識すること

          大量の仕事を捌くコツは、あらゆる場面で時間制約を意識することです。 仕事が捌ききれない状況とは、時間不足に陥った状況にほかなりません。 時間不足を防止するためには、「時間には制約があること」を強く意識して行動することが有効です。 特に3つの場面で時間制約を意識することが重要です。 ①仕事の受け方 最も重要なのは、仕事量をコントロールすることです。 ・やらなくていいことはやらない ・全て自分でやらない といったことを実践することが大事です。 担当者であっても、部署や

          大量の仕事を捌くコツは「時間制約」を意識すること

          「残り時間」を意識するだけで仕事の質が変わる

          仕事には、ゴール(目的+期限)とアプローチ(タスク)と制約条件(残り時間)がある。 もしN個の仕事があるとすると、仕事i (i=1〜N)は、 ①目的iを ②期限iまでに実現するために ③残り時間iで ④タスクi_j (j=1〜M_i)を実行する と定義できる。 この中で、①②④を管理しようとはよく言われることだが、「③残り時間」について触れられることは少ない。 残り時間iの合計は有限なので、仕事の全体最適化は、残り時間の調整と切っても切り離せない。 全体最適化などと小

          「残り時間」を意識するだけで仕事の質が変わる

          「仕事の霧」を取り除くタスク管理術

          仕事が増えてくると、「仕事の霧」が立ち込めてくる。 先を見通すことが難しく、行動の選択が困難な状況となる。 「仕事の霧」を取り除くため、タスクリストを精緻化したり、タスクリストと睨めっこをする人は多いが、それで霧が晴れることは少ない。 霧の原因は、タスクリストが精緻化されていないことではないからだ。 多くの場合、「仕事に割けるリソース(時間)がわからないこと」が霧の原因となっている。 仕事の目的が分からないということは少ない。 しかし、個々の仕事にどれだけ時間を割ける

          「仕事の霧」を取り除くタスク管理術

          タスク管理の流儀〜タスクを一元管理することはお勧めしない〜

          タスク管理の流儀は、「何を一元管理するか」で特徴づけられる(かもしれない)。 一般的にタスク管理について書かれているものを読むと、「タスクを一元管理」することを勧めているものが多い。 ・タスクを全て洗い出そう ・それらに優先順位をつけよう といったことがよく書かれている。 しかし、多くの人が経験している通り、タスクを全て書き出したところで、備忘録程度にしか役に立たない。 その理由は、タスクが多すぎて、文字通り全て書き出してしまうと、その量に圧倒され、仕事の本質が見えな

          タスク管理の流儀〜タスクを一元管理することはお勧めしない〜

          自分の中にマネジャーモードを作る「タスク管理2.0」

          誤解を恐れず、極端な言い方をすると、「タスクを細かく分解しよう」というノウハウは、タスク管理と呼ぶに値しないと考えている。(そういった類のノウハウを、敢えて「タスク管理1.0」と呼ぶことにする) 確かに個別の仕事を処理するために、タスクを細かく分解することが有効なケースは多いが、それはオペレーションの次元の話しであって、マネジメント(管理)の次元ではない。 タスク管理と呼ぶに値するのは、膨大且つ多様な仕事が押し寄せる中、未来を見据える時間をなんとか確保して、ぎりぎりのとこ

          自分の中にマネジャーモードを作る「タスク管理2.0」

          (雑感)タスク管理と組織マネジャーの類似、そしてタスク管理の常識の嘘

          仕事がうまく回っているときの個人のタスク管理は、組織が上手くまわっているときのマネジャーに似ている。 両者とも、膨大且つ多様な仕事が押し寄せる中、未来を見据える時間をなんとか確保して、ぎりぎりのところでバランスをとって仕事を回している。 個人のタスク管理で、あるいは組織のマネジメントにおいて、どうすれば絶妙なバランスを維持できるのか? それはケースバイケースとしか言いようがなく、さまざまな状況に共通する答えないだろう。 答えを指し示すことはできないが、「これではない」と

          (雑感)タスク管理と組織マネジャーの類似、そしてタスク管理の常識の嘘

          タスク管理は全体像からはじめよ

          お気づきだろうか。 仕事は「全体像を把握すること」から始めるのがセオリーなのに、著名なタスク管理手法は、そうなっていないことに。 本noteでは、当たり前のようで当たり前になっていない「全体像からはじめるタスク管理」について書いてみたい。 そのためにはまず、「全体像」を定義する必要がある。 何が把握できたら、全体像を把握できたと言えるのかを定義するのである。 ここでは、 ①what to do:何をやるのか(タスク軸) ②how to do:どういう段取りでやるのか(時

          タスク管理は全体像からはじめよ

          タスク管理はストーリーのために

          資料作りと同じで、仕事を進めるときも、先にストーリーを考えてから、中身を詰めていくことで、質も効率も上がります。 ストーリーを作るには、ある程度、情報が整理されていることが必要です。 脳内で情報を処理しきれない時は、タスク管理に取り組んでみることが有効です。 それでは、「ストーリーを作るためのタスク管理」を見ていきましょう。 まずは仕事を書き出します。 ストーリーを作ることが目的ですから、細かく分解し過ぎなくて大丈夫です。(どれぐらいの粒度がよいのかは、少し経験を積めば

          タスク管理はストーリーのために

          なぜタスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まるのか?

          タスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まる。 15年間で約10通りのタスク管理手法を試してきた結果、これを確信するに至りました。 本noteでは、「なぜタスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まるのか?」を解説します。 (1)タスク管理は能力発揮を助けるまず、タスク管理は「認知能力」と「構成力」の発揮を支援するということについて説明します。 「認知能力」とは、仕事の全体像や見通しを認識する能力のことです。 タスク管理は、todoリストやスケジ

          なぜタスク管理を「1枚」にまとめると、仕事のやりがいが高まるのか?

          タスク管理を成功させるのは「リーダーシップ」

          タスク管理を「タスクのリーダーシップをとること」と定義すると、やるべきことがスッキリすることに気づきました。 具体的には次の5つです。 ①仕事の全体像を見て、これから仕事がどう進んでいくか想像する ②将来やらないといけないことなら、(少しずつでも)人より先に考え始める ③困難な仕事でも、主体的にゴールやマイルストーンを決めにいく ④問題が起きていないか定期的に確認する ⑤①〜④の時間を確保する タスク管理に関するTipsは色々ありますが、上記のようなことが出来てい

          タスク管理を成功させるのは「リーダーシップ」