オリジナリティの背景に広がる、大衆心理という思い込み
ヒトと違う視点を持つという事を大事にしてきたし、そういう発想自体が気持ちいいと感じていたし、そこに自身のアイデンティティなるものを感じていた。流行り物の持つ一過性の衝動のようなものが苦手で、〇〇がブームだと聞くと「ちょっとかじってみたい」という気持ちをグッと抑えて、それらを敬遠していることが多かった。ブームに乗っかって始めたものもあるけれど、「それらは心身にとてもいいんだ」なんて言い訳をしながら(本人としては、ロジカルな整合性を保っているつもりで)受け取ったりもしていた。
そ