検査のはずがリクルート。
今年の5月に人間ドックへ行きました。
その結果は喘息持ちの自分には当たり前な、気管支や肺がすこぶる悪い「F判定(一番悪い)」で、「分かっておりますのよ」と落ち着いたもの。
その陰でひっそりと眼科検査結果が「D」で、眼科へ行くが宜しといったオススメが出ておりました。
行かないとねぇと思いつつ、日々にあまり支障が無いので放置していましたが、ここ1か月程、左の視界に黒い斑点と黒い線がチラチラっと見えることに気が付きました。
コバエやまつ毛では無い、鬱陶しいチラリズム。
最近、取引先の方と話していて、先方の目の調子が悪くてどうのこうのといった話を聞いていたため、自分も悪化したら困るわぁん!!と思い、本日眼科へ検査に行きました。
仕事が一段落した午後一番の診察に滑り込み、裸眼や矯正(メガネ)、眼圧を簡易チェックしてもらったところ、左目の視力が近視以外に乱視も乱入しているが、眼鏡は近視対応しかしていない。
そのせいで人間ドックで(矯正で)D判定が出たのでは?とのこと。
なるほど、なるほど。
ところで黒い斑点や線は何でしょう?
「それじゃ、もっと掘り下げた眼圧検査をしましょうか。(瞳孔を開く薬液を目に入れて)1時間後にまた来れます?」と聞かれたので、今日で一気に片付けたい年頃として「大丈夫です!」と答え、両目に微妙に沁みる薬液をピチョンピチョンと垂らされました。
「光が眩しく感じるけど、そういうものだから。で、年齢はおいくつ?」と、聞かれたので「49歳です」と目をショボつかせながら答えます。
「じゃ、1時間後に」ってことで、一旦事務所へ戻ることに。
途中、スーパーで買い物をすることにしましたが、目薬がバッチリ効いてきたようで、目はシパシパ、光が5倍増しくらいに眩しい・・・
行き交うマダム達は自分の愛しているドラマ「明智小五郎 美女シリーズ 悪魔のような美女 黒蜥蜴より」の紗のかかった緑川夫人こと小川真由美化して見えました。
ありがたい、ありがたい・・(本当か)
↓ ビバ☆紗!!
無事に納豆とめかぶとホルモン(シマチョウ)と牛乳を購入し、目を細め過ぎて道行く人にメンチ切りまくり状態で帰還。
仕事をちょびっとして、珈琲を淹れた瞬間に眼科へ戻る時間に・・
珈琲をひと口だけ飲んで、チャリで世間にメンチを切りながら眼科へ戻ります。
助手さんが自分の瞳孔の開きっぷりを確認し、先生による眼圧チェックスタート。
まずは機器を通して目をチェック。
その後にキッス♥寸前くらいに近づいて、瞼をえぐるようにめくり上げられながらルーペで眼球を隈なくチェックされました。
傷は確認されず、黒い斑点や線は「加齢によるもの(必殺の所見)で、そのうち気にならなくなるでしょう」とのダイナミック判定が出ました。
飛蚊症ではないか?と目星を付けていましたが、どうも違っていた様子。
すると先生が「仕事はしているの?」と聞いて来るため「自宅で仕事をしています」と返答。
「何の仕事をしているの?」と聞かれ、これはパソコン仕事が目に影響を及ぼしているのかしら?と思い「〇〇業をしています。終日パソコンを見ていて、正面のモニターと左にもモニターを置いていて左右を見ながら作業をしています」と神妙に答えます。
「それはリモートワーク?」と、掘り下げて来ます。
「ひとりで仕事をしているもので、自営業的な感じでリモートワークと言えばリモートワークでしょうか」と、圧に押されてついついファジーな返事をしてしまいます。
すると「実はうちでパートを募集しているんだけど、ちょうど良い年頃だから、どう?」と、まさかのリクルート!!!
確かに働いている方の平均年齢は50代っぽい感じ(推定)。
先ほど年齢を聞かれたのは、下調べだったのでしょうか?
「いやぁ、フルタイムは無理ですねぇ」と、なぜか思わせぶりを発揮。
「時給ってどんな感じ?」と、パート勤務と決めつけられている様子なのですが、よく聞く事務職の相場観として「1200円から1500円位なんですかねぇ」と、ふんわり答えて見ると「うちはもっと出せるけどねぇ、どう? あなたがダメならお知り合いを・・」と、強気と緊急性を感じさせる押し具合。
「あぁ、まぁ、知り合いですかねぇ・・」と、またも思わせぶりに答えて診察は終了しました。
まぁ、変な時間(15時)に来て、1時間後もホイホイ来れる辺りに定職に付いていない雰囲気がプンプンしていたのかもしれません。(確かに)
特に処方箋が出ることも無く、「眼鏡の作り直し」が治療的な回答となりました。
年末辺りまで黒い斑点が気になるようだったら、セカンドオピニオンに走りたいと思います(笑)
昔から通っている病院だけに、信頼(いつでも来れる)と実績(実際に来る)が先生のスカウト魂を揺り動かしたのかもしれません。
でも、定職に付いているのよ、本当よ。
(助っ人バイトに行ってるけどね。 by 心の奥さん)