そんな意気投合
年末に健康診断と胃カメラ検査をしました。
行きつけの病院の血液検査もしていましたが、検査結果は処方薬が無くなりそうになった本日、ようやく処方箋を貰いつつ伺うことにしました。
午前中に予約を入れて、電気自転車のバッテリーが満タンになっていることを確認して、爽やかに出向きました。
病院の前で自転車を止めようとしていると、前からヤングな男女の集団が歩いてきました。
自転車を止めようとしていたので路肩に寄っていたのですが、正面から「絶対にオレはどかない」といった雰囲気を無駄に溢れさせている男子が歩みを止めずに向かってきました。
男子の目の前位で自転車を止めるべく停車しました。
男子が「チッ」といった感じで避けて行きました。
女子もたくさんいたので「避ける」と言うことが、彼の中では日和った行為だったのかもしれません。
集団は道幅いっぱいに広がっていて、他の歩行者の妨げにもなっていたので、全員空気を読めないダサイ集団として認定。
縦列歩行をしろとは言いませんが、双方向に通れるようにはしましょうね。
病院は予約していたので待つことも無く、検温をして、血圧と血中酸素と脈拍チェック。
特に問題も無く、そのまま先生の診療。
血液検査の結果は「IgG4」が爆上がり。
他にも先生的に気になる数値のブレが多い結果が多数とのこと。
運動不足や食事の内容などに関係無いそうなので、自分も何をどうしてよいのやら。
いまは花粉まっさかり、そして寒暖差もエグイので、喘息に悪い状況は揃いきっています。
「気になることはある?」と言われて、これまたいつもの「唾液腺のつまり」と、新しく「耳の中がカラカラ音がする」を報告。
「唾液腺」はいつも過ぎるので、「ああ、そうねぇ」でスルリと終わり、問題は「カラカラ」。
「耳の中でカラカラ鳴ることは無いので(ちょっと会話がうろ覚え)、恐らく幻聴」といった斬新な見解。
自分も思わず「ああ、幻聴ですか。じゃあ仕方ないですね。」と返して、アハハと笑うおおらかな雰囲気。
先生曰く、耳鳴りのような、イヤホン(ヘッドホン)を大音量で聴き続けると出る症状に似ている。スピーカー(アンプだったかも)を切った後のキーンみたいなものじゃないかと。
それか、片耳だけイヤホンを入れていたりすると、空いた方の耳も同じように音を拾おうとして「聞こえる」現象もあるとか。
普通は高音が聞こえるんだけどね、とも。
自分のはハッキリと耳鳴りとわかることと別に、乾いた耳垢が転がっているような音がちょいちょいするのです。
水の入った耳をトントンするような動作をしても、下に何か降りて来る感じも無いし、指を突っ込んでも綿棒を突っ込んでも何も当たりません。
「耳鳴りと幻聴と半々かな」安心と遠いオチでしたが、身体に支障も無いし、聞こえが悪いわけでもないので長時間イヤホンを大きめの音で聴かない、が有効そうです。
鼻詰まりが酷かったのも、加湿器付空気清浄機にさらに加湿専用機を加えたら、鼻詰まりで夜中に目覚めたり、起床時にドライマウスになることも無くなったと話すと「それは実に良い!」と頷かれました。
「IgG4」の数字が心配なので、半年ごとの血液検査を二か月にしましょうとなり、診察は終了。
耳の話の時に「一時デスメタルを良く聴いていたから、おかしくなったんですかねぇ」といった話をすると、先生が「おお!!」と身を乗り出して来たので、「先生も聴かれます?」と伺うと「メタルは通ったんだよねぇ、いまも音楽を聴きたいけど、聴診器が聞こえなくなるから我慢している」と言った悲しい告白。
ああ、切ない。
先生のおかげで、安心して過ごせておりますよ。。
「IgG4」は色々なことに絡んで来ようとする元ネタになるようです。
自分で「何か」気を付けることも出来ないのがもどかしいところです。
でも気に病んでクヨクヨすると、身体にも精神的にも良くないので、ボチボチ楽しみを見つけて過ごして行こうと思います。
妖精の声が聞こえて来ませんように。
面白い話だったら聞いても良いけど。