新人データアナリストから見た、タイミーのアナリストチームってこんなふう
こんにちは、なかむらです。久しぶりのnote投稿になります、こちらはTimee Advent Calendar 2023の15日目の記事です。(ちなみに狂気の3トラックでやっています、やっていきすぎる…)
今年の10月からタイミーでデータアナリストとして働いています。
前職ではデータ分析をしつつもマーケ・事業管理あたりが主務だったので、データアナリストへはジョブチェンジみが強い転職でした。また前職にはデータアナリストチームもなかったので、データ組織に入るのも初めて。
そんなわたしが2ヶ月間、フィールドワーク的にタイミーのアナリストチームに入ってみての組織の雰囲気や特徴をレポートいたします🕵️
組織図的な位置付け
タイミーにはデータ関連職が複数おり、データアナリスト・データエンジニア・データサイエンティスト・アナリティクスエンジニアなどが該当しています。
主にわたしの経験をベースにした記事になるので、主にデータアナリストチームについて触れますが、部分的にデータ統括部全体を指していると思っていただけたらとOKです。
それでは、具体的な組織の特徴や雰囲気についてお伝えしていきます!
事業への貢献
わたしが一番良いなあと思ったのは、データを使って事業に貢献していく側面とアナリストとしての専門性を高める側面を両立しようとしているところです。
アナリストチームは全社のデータを司っていますが、いまは主に営業・マーケ・プロダクトの3つの領域の分析が主軸です。これらの領域においては、もちろん領域ごとの差分はありますが、向き合い部署と同期・非同期含めてかなり密に連携をとっています。そのおかげか単純なデータ抽出や依頼ベースのタスクではなく、課題の探索や効果検証の設計、あるいは戦略の策定といった初期段階からデータアナリストが関わる機会も多いです。
初期段階からデータアナリストが関わることで、適切なKPI設計や精度の高い課題特定を行うことができ、意思決定の速度が上がったり、より効率的にインパクトを出せるのではと考えています。
密な連携をし、積極的に情報を取りに行くことも含め、「どうしたらもっと事業貢献できるか」「顧客に価値提供できるか」を考え行動しているメンバーが多いことは、大きな特徴の一つかなと思います。
チームの多様性と学びの文化
同時にデータの専門家たるべく、タイミーのアナリストチームでは勉強会が盛んで、個人でインプットしているメンバーも多い印象です。基礎・応用的な統計の知識や因果推論、効果検証などに関する統計的な知識は、直接業務で活用する機会が多くないものもありますが、一つ一つのデータの解釈を下支えします。
アナリストチームが事業部所属でなく、専門組織として存在していることで、データエンジニアやデータサイエンティストが担当しているデータモデリングや機械学習について触れる機会があることも、専門性の向上に寄与している感覚があります。
タイミーのアナリストのメンバーは、事業会社出身のメンバーからコンサル出身まで、アナリスト歴もぼくのような新人からベテランまで、色々なバックグラウンドのメンバーが在籍しています。
そんなメンバーみんなで学び合ったり、助け合ったりするような雰囲気が強くあることも、大きな魅力だなあと感じています。
とはいえまだまだこれから
手前味噌にいいところばかり述べてきましたが、もちろん課題もまだまだたくさんあります!
冒頭で事業貢献の話に触れましたが、領域によってはまだ事業部のメンバーと連携しきれていなかったり、どんな風にアナリストと協業したらいいかを伝えきれていなかったりするケースもあります。縁の下の力持ち的な要素もある中で、事業貢献の実績を作っていくことや社内・外にそれを伝えていくことも必要です。
また、会社全体として組織が急拡大していく中で、もっと誰もが自分でデータを見れる環境を整えていくべきだと感じています。ツールの導入や研修会の実施、モデリングでの工夫などを絶賛行っていますが、誰もがデータを自分で見て解釈できるようになることで、社内のあらゆる意思決定の精度と速度が上がる伸び代はまだまだ大きそうです。
もちろん採用面でも、アナリストに限らずデータ組織への投資はこの規模のベンチャーの中ではかなり盛んだと個人的には思うのですが、「タイミーのデータ組織」が社外で認知を得られているとは言い難い状況です。ぼく自身も転職前、タイミーのことは知っていましたがデータに強いイメージは持っていなかったので、ここはコツコツ伝えていきたい気持ちです。
というわけで…
We’re Hiring!
こんなタイミーのデータ統括部で、わたしたちとともに働くメンバーを募集しています!(いちばん伝えたかったこと)
ぜひ一緒に課題を解決してください👊
現在募集中のポジションはこちらです。
カジュアル面談も行っていますので、興味を持っていただけた方は、ぜひお話しさせてください!