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04 Win-Win

今日もご覧いただきありがとうございます。

今日は「Win-Win」についてシェアさせていただきます。

「Win-Win」はビジネスでよく使われる単語ですが、生活の中でも「Win-Win」の関係は存在します。

7つの習慣で有名なスティーブン・R・コヴィー博士は、セミナーで「Win-Win」の関係を分かりやすく説明するデモンストレーションよく使うそうです。

その内容は、参加者の中から若くて、いかにも強そうな男性に前に出てきてもらい、腕相撲の勝負を申し込みます。そして、コヴィー博士は若い男性を挑発します。「私は一度も負けたことがない、今日も絶対勝つよ。」「君は図体がでかいだけさ。必ず倒してやる」と挑発を繰り返します。

たいていの人なら発奮してコヴィー博士を倒そうとします。

さらに、コヴィー博士は、「私が勝ったら10セント、彼が勝ったら彼に10セントと言う賭けをしませんか」と参加者に持ち掛けます。そして、30秒の試合にすると発表し、審判に合図を出してもらい試合スタート。

その瞬間、わざとコヴィー博士は力を抜き、何度も負けます。
これをしばらく繰り返してから、コヴィー博士は彼にこう持ち掛けます。

「ねぇ、やっぱり二人とも勝つようにしないか?」

すると相手は、一度はコヴィー博士に勝ちを譲ります。
それからコヴィー博士は、また力を抜き、相手に勝たせます。
しばらくすると二人はコツをつかんで、ほとんど力も入れずに勝ったり負けたりを繰り返します。

そこで、コヴィー博士は「さあ、いくらになりましたか?」と会場に聞きます。するとみんな真意を理解して笑い出すのです。

この勝負で何が起こったのか?

最初は敵対関係、「Win-Lose」です。相手を理解しようとか協力しようとする意志は皆無です。しかし、途中で相手の発想が完全に転換します。
「わたしたちの双方が勝つ。そしてもっと大きな勝ちになる!」という発想です。「Win-Lose」は言い争いを招き、喧嘩と論争を招くだけです。
しかし、お互いを理解し、創造的な方法で協力してまったく違うアプローチをとることで、従来の勝ちにこだわっていたら決して得られないような大きなメリットを得られます。

みなさん、如何だったでしょうか?

「Win-Win」は良好な人間関係を構築するうえで必要なことのようですね。

「競争」ではなく、お互いを理解して「協力」する方法を考えるほうが、大きなメリットを得られそうです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。





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