01 時間管理ツールの四つの世代
こんにちは、今日から「実行する力」の章をスタートいたします。
スタートの今日は「時間管理ツールの四つの世代」についてシェアさせていただきます。
時間管理ツールは時代によって変化してきました。
予定をただメモするだけの第一世代、ノートやメモ、付箋、さらに手のひらに書く人などもいました。このやり方では自分自身に関する案件を認識することはできますが、案件が増えてくると整理することが出来なくなります。
多くの人がこの方法で自己管理を行おうとしますが、多忙になると時間の配分が難しくなり、「時間が無い」という状態に陥りやすくなります。
次に、スケジュールを管理する方法として「カレンダー」や「スケジュール帳」に書き込む第二世代の手法です。
このやり方は、予定を書き込むだけではなく、先を見据えて予定を組み立てることが出来るので、自分の意志を持ったものになります。
第一世代に比べると、少しは行動をコントロールすることができるようになりますが、予定自体に優先順位があるわけでは無いので、ただ日々のスケジュールを守ることだけに集中してしまうことになってしまいます。
第三世代では「カレンダー」や「スケジュール帳」に目標設定や優先順位を加えて行動を管理します。
目標を設定することで、それをベースに具体的な行動を中間ステップに設定することができます。重要なものからスケジュールをこなしていけるので、第二世代に比べると、かなり能率がよくなっているといえるでしょう。
しかし、このやり方ではいくつか問題があります。
立てた目標と優先順位が本当に納得して行動しているものなのか?
「本当にこれで合っているのか」を検証しないままスケジュールを立てていることが多いのです。
その結果、必要以上にスケジュールを詰め込んでしまい、そのことによってストレスが溜まったり、緊急事態に追われてしまったりということになりかねません。
そして、第四世代の時間管理が登場します。
第四世代は時間やモノではなく「人間関係」や「大切な目標」に焦点をあわせ、生活のバランスという点を重視します。
第四世代の時間管理の詳細は、次回でシェアいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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