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ごみゼロの日と、LFCコンポスト (#75)

5月30日、ごみゼロの日です。
LFCコンポストのアンバサダーとしても活動している私が、今日感じていることを、綴ってみたいと思います。


価値なくして生まれたものは、無い

「家業は、ごみ袋をつくっています」

ある知人からそう聞いた時、「自分は何も知らなかった」と思いました。

ごみ袋が悪いんじゃない。
プラスチックが悪いんじゃない。

価値なくして生まれたものは無くて、
価値あるものと、価値なきものに分けているのは、人間なんだと思うんです。


LFCコンポストを始めて、3年。

バッグ型生ごみコンポストのLFCコンポストを始めて、3年が経ちました。

今まで燃えるごみの日に出していた生ごみが、コンポストで堆肥になり、
畑にお還しする生活が、すっかり定着しました。

何も難しいこともない、電気もいらない。
もともと「生ごみ」にいる微生物が、彼ら自身の力で分解して土になっていく。
人間は、いつものもう半分だけ、バナナの皮やスイカの皮を小さく切って、きっかけをつくるだけ。

僕がLFCコンポストを始めたきっかけは、
どんなに眼の前に美味しい野菜があったとしても、
食べられる部分と、食べられない部分を、包丁で分断していることに違和感を感じていたからでした。
振り落とした包丁の左側はお皿へ、右側はごみ袋へ。
自分の判断で、価値ある部分と価値ない部分に分けていた。

LFCコンポストが生活の一つの基盤になり、
3年で約400kgの生ごみが土に還っていったのを目の当たりにして、
あらためて「食べられない部分も、価値はある」と再認識しています。


ごみゼロの日に思うこと

5月30日、ごみゼロの日。
もののライフサイクルが少しでも長くなるには?ってことも考えたい。

そして今日は天赦日。
ものごとを始めるには最高の日。
僕の生活を豊かにしてくれた「LFCコンポスト」始めてみますか?


読んでくださってありがとうございました。
今日も佳い日で。


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