見出し画像

大体ツァイス

写真撮影を割と足を突っ込んだある人ことなら知ってるはず、ドイツの銘玉カールツァイス。
私はツァイスが好きで仕事とプライベートの単焦点レンズは両方ともツァイスだ。
単なる自己満足なんだけど。

学生時代、作品で行き詰まった時にあるシンガーソングライターの女の子をヤフオクで買ったローライコードで撮影したんだけどトリオター(レンズの名前)が素晴らしすぎてそれから「ツァイスで撮ると私みたいなドイヒーでも綺麗に撮れる!」と勘違いしたからなのである。

それからローライコードは手放してしまったがスナップが撮りやすい上、ツァイスが付いてるコンパクトカメラのコンタックスの存在を知りコンタックスT2を購入。
学生時代2万で買った代物だった。(今はすごい高騰してるとか)

独特なボケとピントが合った時の存在感、このカメラは私の中で唯一無二の存在。ピントはたしかに合わせづらいし、寄った撮影が出来ないし、京セラが修理をもうできないとなったこの時代、T2はどこか壊れたら二度と動かなくなる。たまに行く中古カメラ屋のおやっさんに「動くうちに売って、フルマニュアルのコンタックス買いなさい」と言われてもどうしても手放したくない。
どんなに飯が食えない時代でもずっと手元にあったコンタックスなのでどうしても無理なのである。
この間カッコ良さに惹かれてRICOHのGRを買ったのだけどどうしてもT2に戻ってきてしまう。これは治らない不治の病だと思っているのでどうか私が死んだらコイツを棺桶に入れて欲しいと思っている。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?