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短期的飲酒量評価ソリューション


1.はじめに

Taida Solution Innovatorsのヘルスケア部門では、短期的飲酒量評価ソリューションの開発に着手しています。飲み会において、参加者の短期的な飲酒量を評価し、飲酒を促すことが目的です。

2.コンセプト

ロードセルの出力値をArduinoで処理し、飲酒有無の判定を行います。グラス交換時にはキャリブレーションスイッチにより、初期値を算出します。定常動作においては、一定時間ごとに重量をモニタリングし、規定時間内に重量の減少がみられなかった場合には非飲酒状態を確定させます。非飲酒状態が確定した場合、光や音で警告を発します。

ハード構成(概略)

3.開発進捗

ダンボールを用いたモックを作成し、動作を確認しました。
非飲酒状態が確定するとLEDが点灯します。

モック
動作のようす

4.今後の計画

■警報装置の高出力化
高輝度LEDへの換装を検討しています。
過去に他のプロダクトへの採用実績のある回転灯の移植も検討しています。

■音声出力の追加
光での警告に加え、音声による警告を追加予定。

■非飲酒状態判定しきい値の最適化
モックでは3秒程度で状態が確定するように設定しています。
実証実験によりデータを収集し、実際の飲みの現場に適したしきい値へと調整予定です。

5.まとめ

短期的な飲酒量評価を目的としたソリューションを生み出しました。
日本の飲酒業界の発展に寄与するプロダクトになると自負しています。
なお、詳細設計やフローは別記事にて紹介予定です。

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