ラグビーワールドカップ2023フランス大会全試合完全予想③Pool B編
皆様、つたない私のnoteをお読みいただき、そして「スキ」の通知ありがとうございます。
三日坊主40年選手の私としては、この3日目を何とか乗り切るべく奮起しておりますが、これも皆様からの「スキ」があってこそ!
ということで、3日目の今日はPool Bの完全予想をしていきたいと思います。
昨日までののおさらい
前提のおさらい
今日初めてご覧になっていただける方もいるかもしれませんので、改めまして、「全試合予想」の前提のおさらいから。
<予選プール>
a.勝ち負け(引き分け含む)チームの的中 → 的中で1ポイント
b.勝ちチームのボーナスポイントの的中(トライ数、1ポイント) → 的中で1ポイント
c.負けチームのボーナスポイントの的中(トライ数・点差、0~2ポイント) → 的中で1ポイント
<決勝トーナメント>
各試合に出場するチームが的中した場合 → 1チーム当たり5ポイント(つまり、組み合わせが完全に的中した場合は10ポイント)
勝ったチームが的中した場合 → 5ポイント
以上、まとめると
予選プール全40試合 → ボーナスポイント有無まで全部的中 =120ポイント
決勝トーナメント全8試合 → 組み合わせまで全部的中 =120ポイント
合計:満点240ポイント
という、満点240ポイントに対して、どれだけ正解できるか(ポイントを獲得できるか)、という予想をしていきます。
Pool Aのおさらい
続いて昨日のおさらいです。Pool Aは全試合を予想した結果、
1位 ニュージーランド (19)
2位 フランス (14)
3位 イタリア (11)
4位 ウルグアイ (5)
5位 ナミビア (2)
となりました。
実は昨日はプライベートでだいぶんバタバタした結果、大変短い予想となってしまいました。
結果として、予想の根拠を欠いたのは開幕戦とPool A最終戦のみ。本当は実は一番悩んだ予想はウルグアイーナミビアだったのに…。
どちらも2019の活躍が目覚ましく、将来的にもとても楽しみなチームなのですが、そこに触れられなかったのは残念でなりません。
Pool B全試合完全予想
さて、ということでまずは早速ですが全試合の完全予想を上げていきたいと思います。
No.1 アイルランド 〇(1) ルーマニア × (0)
No.2 南アフリカ 〇(1) スコットランド×(0)
No.3 アイルランド 〇(1) トンガ×(0)
No.4 南アフリカ 〇(1) ルーマニア×(0)
No.5 南アフリカ 〇(0) アイルランド×(1)
No.6 スコットランド 〇(1) トンガ×(0)
No.7 スコットランド 〇(1) ルーマニア×(0)
No.8 南アフリカ〇(1) トンガ×(0)
No.9 アイルランド〇(0) スコットランド×(1)
No.10 トンガ〇(1) ルーマニア×(0)
上記を受けた結果、Pool Bの順位は以下の通りとなりました。
1.南アフリカ(19)
2.アイルランド(15)
3.スコットランド(11)
4.トンガ(5)
5.ルーマニア(0)
ティア1が3か国、加えてオセアニアの雄・トンガを加え、まさに「死の組」の呼び声にふさわしい、予想が難しい組み合わせでした。
その中でもやはり、
南アフリカ・アイルランド・スコットランドの3か国同士の対決は、直接対決を見ていてもなかなかに予想がつきづらいものでした。
予想の前提にしたもの①試合日程
実は、僕が今大会の全予測をするにあたり、とても重視している要素が二店あります。
それは、
①試合間隔
②NZL、RSAとの後の試合
という2点です。
①については、過去の大会においては例えば南アフリカ戦のあと中4日でスコットランド戦が組まれた日本(2015)や、札幌で豪州戦のあと、中4日で釜石(札幌から飛行機→新幹線→在来線orバスでほぼ1日移動!)でのウルグアイ戦が組まれたフィジーなど、理不尽な日程によって大きく消耗され、結果敗退するチームが散見されていました。
今大会、そのような影響が出る組み合わせがないか、非常に重視してチェックしています。
予想の前提にしたもの②NZL、RSA戦後の上位対決
そしてもう一点。②のNZL、RSAとの後の試合という点です。
実はデータを紐解いていくと、ワールドカップ本戦でNZLに勝ったチームは、高い確率で次戦で敗れている、というデータがあります。
これは、昨日の根拠の中に「NZLは予選で敗れたことがない」と書きましたので、つまりは準々決勝以降でしか起こっていないことなのですが、いずれにせよ「NZLに勝つ」ことはワールドカップで優勝するよりもある意味難しいこと、なのかもしれないということですね。
このデータについては、準々決勝以降も触れさせていただきますので、何卒ご了承ください。
さて、そんなNZLに負けず、いや、フィジカルだけならNZLをも凌駕するRSA。1週間おきに試合が行われるワールドカップにおいて、RSAとの試合のあとがどこのチームとの対戦になるのか。それは非常に大きな影響を与えるのではないか、と考えています。
つまり、南アフリカ戦の後、1週間という感覚で上位チームと対戦した場合、相手チームの勝率は急激に上がるのではないか、と仮説を立てました。
その上で、今回のスコットランド、アイルランド両国の対戦スケジュールを見てみると…。
まずは②の対RSAとの対戦。
スコットランド → 南アフリカ戦(9/10) 次戦 トンガ戦(9/24)試合間隔2週間
アイルランド → 南アフリカ戦(9/23) 次戦 スコットランド戦(10/7)試合間隔2週間
…。
アイルランドこそ、重要なスコットランド戦の前は南アフリカ戦ではありますが、ダメージがあるといってもさすがに上位国。2週間あれば準備はできるのではないでしょうか?
ということで、RSA後の試合への影響、ということはあまり考えなくてよさそうです。
ちなみに南アフリカを見てみると、
スコットランド→(中6日)→ルーマニア→(中5日)→アイルランド→(中6日)トンガ
となっています。
アイルランド戦前が中5日ではありますが、南アフリカにとってはルーマニア戦というのは次戦のパフォーマンスに影響が出るものとは考えられなそうなので、南アフリカにとってはある程度盤石で戦える日程であるといえるのではないでしょうか?
予想の前提にしたもの③6ネーションズでの出場メンバー
前回ワールドカップ、アイルランド代表は初めて世界ランキング1位を取ったのちに2位になって本戦に臨みましたが、予選で日本に敗れ、結果的にベスト8でニュージーランドに敗れ敗退しました。
今大会、アイルランドはシックスネーションズをグランドスラムで制し、世界ランキング1位で初めて本戦を迎えます。
一方のスコットランドもシックスネーションズ3位とまずまずの成績を手にし、世界ランキングも5位とかつてない上位で本戦に臨む形となり、期待が高まっているのですが…。
今年のシックスネーションズ、アイルランド、スコットランドの2チームとほかのチームと大きく違った姿を僕としては見た気がしています。
それはずばり、「本戦に向けて様々なメンバーでチャレンジを重ねたチーム」(IRE,SCO)と「本戦に向けてメンバーを固定して連弩を上げたチーム」(その他のチーム)というところです。
世界ランキングは、当該チーム同士のテストマッチの結果が影響します。ワールドカップ開催年のシックスネーションズの結果は、そのまま開催時の世界ランキングに影響しますが、そのシックスネーションズに上記のような意識の違いで臨んでいたら…。必ずしも世界ランキング上位のチームが優位とは言えなくなると思っています。
上記を考えたときに、ラグビーチャンピオンシップで毎試合骨身(筋肉)を削りまくっている南アフリカの優位は基本変わらないかな、と考えました。
最終戦:アイルランドとスコットランドの死闘
そうなってくると、いよいよ最終戦、勝ったほうが決勝トーナメント進出がかかる両チームの直接対決にいよいよ結果はかかってきます。
ここで、最終戦の前の両チームの試合間隔を確認しておきます。
アイルランド:中13日・前試合南アフリカ戦
スコットランド:中6日・前試合ルーマニア戦
2週間前の南アフリカ戦と1週間でルーマニア戦。正直どちらもそこまで変わらないかな、という気がしますので、試合間隔の影響はほぼなし。
その上で、アイルランドとスコットランド、どちらが勝つか…。
非常に悩ましい予想でしたが、この試合はおそらく「ノックアウト方式」のようなゲームになるのでは?と考えました。
プール戦ではあるものの、実質負けたら終わり。
そうすると、ものすごーーーーーーーーく、かたーーーーーーーーい試合展開になるのでは?と。
そんな展開、これはもう「司令塔によるゲームコントロール」で軍配が変わる、ひりついたゲームになる、ということですよね。
世界最優秀選手にも輝いたセクストンか、はたまた欧州最優秀SOは俺がもらうとアピールする(?)ラッセルか…。
僕の予想としては、安定したFW陣がいるアイルランドが超絶かたいコンクリートのようなゲームを制するのではないか、と考えました。
ただ、正直ここは本当に読めないな、と思っています。
実はアイルランドは一発勝負に弱い、というデータもあります。
なので、勢いでスコットランドが押し切っちゃう、という予想も十分に立ちうる…。
あぁ、悩ましいのですが、ここは完全予想をしなくては!ということでアイルランドを選択しました!
皆様の予想はどうなりましたか?B組、難しいですよね…!
そして明日は!波乱(とかっての予想)のC組です!
お楽しみに!!