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現像Before/After#01:結果オーライも味のうちか?

○「ちゃんと撮らなきゃ」から「表現はもっと自由に」
以前は「まずは写真をちゃんと撮って、少しだけ現像する”べき”」と考えていた自分ですが、最近は「撮影も現像も”表現の一部”」と思うようになり、良く言えば「幅が広がった」、悪く言えば「適当になった」のは、2019年の長いスランプを経て「もっと写真を楽しもう」「好きに撮って、好きに現像しよう」という方向性にシフトしたからです。

○「偶然」「インスピレーション」を身体に染み込ませるために
偶然に左右されやすく、狙って撮れないストリートフォトが8割な自分、いつでも「ちゃんと撮らなきゃ!」という気負いが抜けて、街で出会った一瞬を撮るのが、そしてその瞬間にあった現像するのが楽しいですが、逆になんにも身についてないと感じることもあります。

○現像した写真をセルフレビューしてみよう
こんな「脊髄反射撮影」「いきあたりばったり現像」の中で「何を考えて、どう感じながら撮影・現像してるのか?」をまとめてみたら、自分の写真が表現として少しづつ身になっていって、自分の写真が自分の作品だといえるようになると思っています

○AfterからBeforeへ

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■撮る時に考えてたこと:総武線を抽象化してみよう
ホームで広角16mmをつけていたので、電車ギリギリに立ってスローシャッターで電車の動きとホームを入れて

■撮ってみて感じたこと:結構失敗・・・
○いい具合に電車が流れるようなスローシャッターになっててOK
○消失点がいいバランス
○斜めに撮ったら、電車の上下が画面上1/3くらいの場所にバランスに配置できた

✗AFでF4なのに、手ブレ&ピントがすごく手前になったのはちょっと反省
✗露出をちょっと暗め(EV−0.7)にしたから黄色がきれいでない


■現像の時に考えたこと:手ブレやピント雰囲気重視にいじってみよう
電車の黄色のラインやホームの点字ブロックや滑り止め部分も明るく

■現像してみて感じたこと
○モノクロにしたら消失点に集まる線のトーンが揃ってGood!
○露出もぐっと明るめにしたら、薄暗い感じが救われた


■今度へのフィードバック
○手ブレ・ピントがあってない写真でも雰囲気を活かすのはGood!
○斜めにするのは、構図としてのバランスを作るため
✗開放オンリーだけでなく、絞ってとることも覚えよう

以上、オチはないですが、第一回でした。


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