ついに買ってしまいました、LUMIX S9。
(表紙写真はLumix S9の画像ではありません、念の為)
購入した動機(もしくは言い訳)
X-T5を使い始めて、カメラ自体の色の良さ、街で自然に撮れるコンパクトさが大事だということに気づき、使う頻度が減ったフルサイズ機をリプレースできるかも、という期待を込めて購入しました。
写真のジャンルと合わせるレンズ
普段、ストリートフォトや日常スナップを撮っているし、他の機材も十分あるんので、まずはSigma 45mm とキャンペーンでもらえるPanasonic 26mmの2本だけにしようかなと思ってます。もしも本当にこのカメラの運用が気に入って、もっと撮影の幅を広げたくなったら、Sigmaの単焦点シリーズ、17ミリや65ミリを追加するかもしれません。
第一印象
設定を済ませて軽く撮影にいきましたが、今のところの印象はGoodです
Lumix Baseで触った感覚は間違ってなくて、なぜか持ちやすいんです。以前持っていたFujifilmのX~E4は、ほとんど同じボディ形状、かつレンズも含めて軽量なのに何故か手になじまなくて、撮影していると手が疲れるので、しょうがなく手放ししたのに不思議。S9の適度な厚みに加えて、しっかりとしたサムレストはプラス。
ファインダーがない、ということ
撮影中、数回幻のファインダーを探してカメラに顔を近づけたけれど、思ったより回数は少なかったです(笑)
確かにEVFがあったらなぁとは思うのですが、近年被写体との距離を撮ってパンフォーカス気味に撮影するアプローチを覚えたので、EVFがないことのストレスは思ったよりありません。逆にこれまでと違う画角での表現が多くなるかもしれません。
さらにいうと、ファインダーがない分、X-E4で辛かった、小さいカメラの左端にある、いまいち見にくいEVFを覗く窮屈な動作をしなくてすみ、ストレスのない持ち方ができている気もします。ほんと、S9が3軸チルトだったら…
リアルタイムLUTの楽しさと可能性
今回初めて使ったリアルタイムLUT、Fujifilmのフィルムシミュレーションに比べて登録数が多いし調整幅も高く、自分のイメージに合った色やトーンを適用しながら撮影ができるように思います。Lumix Lab上でダウンロードできるLUTも、趣味性の高い色やトーンが楽しいと感じました。
フィルムシミュレーションは撮影設定と色やトーン設定をセットになっていて、本当に面倒でしたが、PanasonicのリアルタイムLUTは完全に分離されているので嬉しいです.あとはLUTの調整や出し入れ、選択がどれだけ直感的かつ感応的にできるかが鍵ですね。
まだRAW現像ができない状況ですが、リアルタイムLUTのチョイスやカスタマイズを現像ソフトにそのまま持ち込めれば、撮影画像と 完成イメージとのギャップが減って、撮影がもっと楽しくなるかもしれない。
RAWの対応状況
ちなみにRAWで撮影してみましたが、iPhoneやiPadのLumix Lab APPではLUT適用後の画像が表示されますが、 OSの対応がまだなせいで転送後も写真app では黒い四角になってしまいます.iPadのLighteoom、 MacのLighteoom Classicでもまだ表示されません。
ソニーのα 7IVではiOS対応に1年かかりましたが、S9では早めに対応してほしいものです。それまでS9本体で現像する運用を考えてみたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?