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アカハライモリのお腹模様

様々な生きものが活発に動き始め、森の魅力は増すばかり。

そんな中でも、私の最近のマイブームは『アカハライモリ』です。つぶらな瞳、可愛い手足、大きな尾で上手に泳ぐ姿・・・そしてお腹の模様が魅力的!

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そもそもアカハライモリとは?
本州、四国、九州と日本に多く分布している両生類です。

お腹が赤いことから「アカハラ」の名前がきており、赤い理由は敵に毒を持っていることをアピールする警戒色。フグと同じテトロドトキシンという毒を持っています。

栃木県日光市にある『両生類研究所』で、全国の『アカハライモリのお腹マップ』という展示を見たことがあり、そこで地域によって模様が異なると知って気になっていました。白川郷のイモリはどうなんだろうと思うと、いてもたってもいられずお腹調べを決行しました。

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今回21匹のイモリの皆さんにご協力いただき、お腹の柄を見せてもらいました。

1匹1匹お腹を見てみると、ほとんど模様がなかったり、模様も点の様に細かいものに大きいものと様々でした。

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ちなみに、前述した全国の『お腹マップ』で岐阜県のは牛のようなぶち柄模様のイモリが代表で載っていました。
もっとたくさん見なければ分かりませんが、地域で個体差があるようです。


今回のお腹模様の中で私のお気に入りを3匹ご紹介します。

1匹目は、黒を基調とした波模様が素敵!私はこの子に今回一番惹かれました。

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2匹目は、お腹の真ん中にどーんと「N」の文字。名前!?なにかメッセージ性が!?このシュッとした体のバランスも非常にかっこいい。

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3匹は、あごにチューリップが咲いているように見えませんか?なんておしゃれなんでしょう!胸あたりも音符♫にも見えます。

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こんな風にイモリのお腹模様はそれぞれ違いがあることが分かり、上からみても可愛いですが、下から見る魅力も体感しました。

このお気に入り3匹をこえるイモリを探し続けていこうと思います!