いい大人が47都道府県覚えた話

私は小学校教員をしている。

しかし、お恥ずかしい話、47都道府県が言えなかった。

幼少期から社会科がどうにも苦手で、興味のない事はてんで覚えられない性質だった。

また、小学校で47都道府県を教える機会もなく、必要に迫られないままこの歳になってしまった。


それが先日、クラスの子どもに

「先生って47都道府県言える?」

と言われたのでさぁ大変。

実際にテストをしてみると、32都道府県しか書けなかった。
何なら、私にしてはよく書けた方だと思う。


ずっと、47都道府県が言えない事を少し恥ずかしく思っていた。
しかし、覚え直す機会もないまま、この歳になってしまった。

これを機会に、私は47都道府県を覚え直す事にした。


【STEP1】地方別に覚える

まず私は、地方別に都道府県を覚える事にした。

暗記するには、小分けにした方がいい。


北海道はいいとして、東北地方。
桃鉄の記憶も頼りにしながら、まずは東北地方の暗記に乗り出した。

方法は簡単。白地図を見て、順番に都道府県を言っていき、間違えたら覚え直して初めから……を繰り返す。

暗記のコツは、なるべく早く答えを手放す事。
答えが手元にあると、いつまで経っても覚えられない。
この辺りは、芝居の台本を覚える作業も役に立っていそうだ。


【STEP2】既存の知識と関連付ける

これが、子どもの頃にできなかった覚え方だ。
幼少期よりも、都道府県に対する知識が増しているので、

「あぁ、宮城県はハイキューの聖地だな」

とか、

「福島県は震災の時、本当に大変だったな」

等、何とか知識と関連付けながら覚えていった。


具体的に文字に起こすと、これだけだ。
あとは、これを南下しながら繰り返していくだけ。


金曜に覚え始めて、昨日の復習の段階では覚えていた。

今日もどこかで復習する。



47都道府県を覚えていないそこのあなた(あまりいないと思うが)。

これを機に、47都道府県を覚え直してみませんか?
案外、子どもの頃よりすんなり覚えられるかもしれませんよ。

もっとも、すんなり忘れるかもしれませんが……笑

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