鼻詰まりの手術を受けた話①手術決意編
はしがき
こんにちは、Tです。
この度、タイトルのとおり鼻詰まりの手術を受けてきましたので(術後で暇ですし)体験談を記そうと思います。
手術を受けようか迷っている方の参考になれば幸いです。
筆者の鼻プロフィール
幼少期〜中学時代
手術について書く前に、前提として筆者のこれまでの鼻事情を説明します。
両親曰く、幼少期からアレルギー体質だったらしく、(鼻炎が当たり前になっていたので)いつ頃から症状が出始めたかはっきりしないのですが、少なくとも小学校高学年〜中学生の頃には鼻炎に悩まされていました。
それまでの慢性鼻炎(主に鼻詰まり)の症状に加え、中学に上がってからは花粉症を発症し、特に花粉症シーズンは1日でボックスティッシュを使い切るほどのアレルギー症状に悩まされていました。
高校時代、市販薬との出会い
高校に進学してもボックスティッシュを教室に常備する生活は変わりませんでしたが、この頃、市販の鼻炎薬に出会ってしまいます。
筆者は高校時代、隣の市に電車通学していました。(ど田舎な実家周辺に比べ)高校はある程度都会だったため、通学路に薬局やドラッグストアがあります。依然として鼻詰まりに苦しんでいた筆者は、ある日、点鼻薬(パ◯ロン点鼻)を購入しました。
点鼻薬の効果はもの凄いです。
このノートを読まれている方はおそらく分かると思いますが、数プッシュしただけで鼻がスーッと通り楽になります。
当時、点鼻薬の副作用を知らなかったこともあり、鼻が通る快感を知ってから間も無く、点鼻薬を常用するようになりました。
大学時代、点鼻薬の副作用を知る
大学に入学してからも点鼻薬を使い続けていた筆者ですが、ようやく点鼻薬の副作用「薬剤性鼻炎」を知ります。
ご存知の方も多いと思いますが、血管収縮剤を含む点鼻薬を濫用した結果、鼻詰まりが悪化する症状です。
副作用を知ってからはなるべく処方薬(アラミスト、ディレグラ)に頼るようにしましたが、それでも鼻がひどく詰まった時には、我慢できず血管収縮剤入りの点鼻薬に手を伸ばしてしまっていました。
就職後、手術を考える
市販の点鼻薬をズルズル使い続けていた筆者ですが、就職して金銭的な余裕ができてきたこともあり、抜本的な治療を考え始めます。
ネットで調べた結果、鼻詰まりの手術があると知り、早速、手術の実績がある耳鼻科を受診し、CTや血液検査を受けました。
ただ、そのクリニックの先生はそこまで手術に積極的ではなく、薬と環境改善(アレルゲンを減らす=掃除を頑張る)で様子を見ることになりました。
こうして手術は行わなかったものの、掃除をいくら頑張っても処方薬だけでは鼻詰まりが辛く、市販の点鼻薬を止めることはできませんでした。
ちなみに、この時の血液検査で、ハウスダスト、ダニ、スギ、ヒノキのアレルギーがあることが分かりました。
転職後、手術を決意する
その後、転職したため地元を離れ、耳鼻科も引越先に近いクリニックに通うようになりました。初診時に鼻水より鼻詰まりがひどいことを伝えると、今までと別の薬(モンテルカスト)が処方されました。
この薬が比較的効いたようで、市販の点鼻薬を使う頻度は大分減ったのですが、それでも鼻詰まりが酷い時には処方薬だけでは息苦しく、市販の点鼻薬を使っていました。
こうした状況が一年ほど続いていましたが、今年の3月に医療費控除の申請準備をしている際、鼻炎の薬代が結構かかっていることを改めて実感しました(年2〜3万)。
そこで、以下のような理由から手術を受けようと決めました。
・鼻炎の薬代が結構かかっていること
・(健康的にも金銭的にも)この先一生薬を飲み続けることが嫌だったこと
・加入している共済や医療保険を使えば、手術が高額になったとしても自己負担が抑えられそうだったこと
こうした理由から、手術を決意しました。
〜手術準備編へ〜
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